やさしいおやつ屋さんへの道のり

自宅にやさしいおやつ屋さんができるまで。菓子製造業免許獲得に必要なこと。

社会福祉士として、勤務してきました。

たくさんの方と関わり支援を行っていく中で、食の大切さを痛感しました。

ちょうどその頃、育児と家事と仕事の三本立てをしっかりとこなす難しさに直面していました。

今しかない子育てを見逃したくない母。

人に任せたり頼ることが苦手な性格。

そんなとき、お迎えで幼稚園のおやつをみた母は驚愕しました・・。

そこで決心!だったら、全部私やる!

子育ても、仕事も、やりたいことも全部やる!

そう決め、仕事を辞め、やさしいおやつ屋さん開始に向けて、始まりました。

菓子製造業の営業資格をとるためまず保健所!

日本でも、地方自治体によって菓子製造業の決まりに違いがあるそうです。

なので、まずはどんなお店にしていきたいかだけが決まったら、保健所の方に相談!

電話で訪問日を予約しました。

きなこ「菓子製造業を開業したいです!どんな風にしたらいいか伺って教えていただきたいので、お時間いただいてもいいでしょうか?」

保健所の方「もちろんです。いつがよろしいでしょうか?また、具体的にいろいろ決まっていますか?」

きなこ「すみません。まだ全然何も決まっていないのですが・・それでも伺って大丈夫でしょうか?」

保健所の方「全然問題ないです!むしろ、決まっていない方が。今後対応しやすいところもあると思います!」

初めてのところへの電話で、ましてや、初めての分野だったので、とても緊張しました。

どんな機材を設置するとか、細かいことが決まっていなくても、やりたい方向性が決まっていれば大丈夫とのことでした。

訪問日を決めて、電話をきりました。

保健所に行ってきました

保健所に行ってきました!

自分のやりたい方向性を改めて、お伝えし保健所の方から、指導をいただいてきました。

時間は、私の場合は20分~30分くらいで終わりました!

保健所へは、開業するまでに相談や手続きのために、数回通うようになるそうです。

菓子製造業を開くのに必要な設備

菓子製造業を開業するにあたって、保健所から営業資格がでないと、お菓子を販売することができません。

令和3年6月1日から、ネット販売等も今まで曖昧だったところが、しっかり線引きされるようになります。

基本的に、自宅のキッチンで作ったお菓子を販売することはできません。

お菓子教室の先生が営業許可なしに、生徒さんにお菓子を販売することもNGです。

営業許可がでるのには、条件がいくつもあります。

まずは、必要な設備の巻です!

  • 冷蔵庫(業務用か家庭用でも中の温度が一目でわかるようにする)
  • 作業台
  • ガスやオーブンなど
  • 手洗い流し
  • 手洗い流しに、石鹸や消毒を固定設置する。
  • 洗い物流しは2つ必要
  • 排水溝
  • 換気扇
  • 窓には網戸設置

あとは、提供する商品により、追加するものもあるかと思います。

私は焼き菓子中心のため、このような感じでした。

流しは、2つに分かれていて、それぞれに水栓があれば、離れて設置しても大丈夫とのことです。

どれも掃除がしやすいことが大前提。

例えば、電気は埋め込み式のもので、ランプのような傘がついたものは、ほこりがたまり不衛生になりやすいためNG!

私は、自宅の敷地内に設置するため、次回訪問時にトイレの位置と、ドアを何枚挟むかなど詳しく教えてほしいと言われました。

自宅の庭に、固定資産税をかけずに建てるには?

少しでも低予算で、実現したい!

そのため、自宅の敷地内に設置します!

その上、税金対策なんかもしたく、大きさも最小限に。

設置する設備も最小限にしたいので、ネットなどを活用しながら見つけていく予定です。

営業許可がでたけど、その上にまた支払いはあるなんで大変なので・・

工房の大きさは、固定資産税がかからない10平米以下にします。

工房を建てると時間を費用がかかるので、ユニットハウスを利用します。

コンテナは、オシャレで耐熱なども優れているそうなのですが・・

値段が高め・・。なので、そのうち使えたらいいな♡

少しでも低予算で夢を現実に!

まとめ

どんなお店を持ちたいか方向性がふんわりと決まったら、まずは保健所に相談。

どんな設備が必要かなど、詳しく教えて下さいます。

訪問日を電話予約すると、スムーズに進むので、まずはお電話予約からですね。

私は、製造責任者の資格を取得しているので、それらの説明はなかったのですが、菓子製造業の許可には、製造責任者の資格も必要です。

現在コロナ禍での実施のため規模縮小にて行っていました。

そちらも、開催保健所等に質問して、受講予約してみてください。

設備等やユニットハウスについてや、保健所訪問の際は、情報を共有します!

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。