今年も、暑い日が続いています。
いかがお過ごしでしょうか?
私は、驚くべき暑さに打ちのめされないよう、しっかり食べています!笑
暑くなってくると、いつものレシピで作っても、生地が緩んでしまいがち・・。
今回は、米粉パン作りの暑さ対策についてまとめてみました。
過発酵救済レシピも。
暑い夏も、美味しい楽しい米粉パン作りタイムになりますように。
・夏の米粉パン作りで気をつけたいポイントについて
・過発酵救済レシピをお届け。
暑いよね!米粉パンも、暑さで変わるんだね。
そうなの。この生地緩みで、夏が来たんだな・・と暑さを毎年実感してる気がする。笑
暑い日のパン作りで気をつけたいこと
いつもと同じレシピなのに、なんだか生地がベタつく?
なーんてことが、暑くなってくるとよくあります。
この生地のベタつきで、暑さを実感するくらい、暑い日あるあるです。
特に、ハード系米粉パンの場合は、加水率が高めなのでよりベタつきやすく、まとまりにくいなんてことも。
きなこレシピでは、少ないイーストで、ほったらかしタイムを設けているので、余計に夏場は勝負です!笑
でもでも、大丈夫!ちょっとしたポイントを押さえると、いつも通り美味しい米粉パンになります。
室温
朝から晩まで暑いですが、パン作りをする際は室温大切!
涼しい環境で作業を進めます。
材料を冷やす
夏場は、使用する直前まで、材料を冷蔵庫で冷やしておきます。
豆乳などを使用する際も、冷蔵庫で冷やし使用します。
白神こだま酵母を使用する際には、30〜35℃の水で酵母液を作ります。
加える水分量の一部を取り出し、酵母液を作るのですが、残りの水は冷蔵庫で冷やし冷水にするのも、一つです。
(私は、使用する最低量の水で酵母液を作ってしまっています。)
逆に、寒い冬などは材料を常温にし作業を進めます。
水分量の調整
暑い日は、どうしても生地が緩みます。
そのため、水分量の調整が必要になります。
普段より小さじ1ほど少ない分量の水分量からスタートすることで、生地のベタつきを避けることができます。
通常時の米粉パン作りも、使用してる米粉の最低量の水分量からスタートすることで、失敗が少なく美味しい米粉パンを作ることができます。
暑い日は、この最低量からまた小さじ1ほど少なくスタート。
また、米粉は製造年月日や製粉時の微妙な違いなどにより、水分吸収量が多少変わります。
ハード系の米粉パンは、ソフト系米粉パンで目安をつけた大体の水分量からスタートし、ほったらかしタイムで微調整します。
発酵環境
発酵温度や時間も気をつけてみていきたいポイントです。
ソフト系米粉パンでは、35℃発酵の時間が少し短縮されます。
特に気をつけたいのは、ハード系米粉パンです。
ハード系米粉パンでは「ほったらかしタイム」を設けています。
室温に50分ほどおくのですが、暑い環境ですと生地は確実にダレてしまいます。
発酵まで作業が進んだら、涼しい環境でじっくり発酵するようにします。
また、室温発酵後35℃10分の追加発酵は、そのまま室温で10分ほど発酵し、発酵完了とします。
発酵温度や環境はとても大切なので、暑さなどで室温や環境に変化があった際は、その環境に慣れるまでは、少し生地の様子を気にしながら「ほったらかしタイム」をしています。
過発酵生地になったら、これ作ろう。
暑い季節になり、米粉パン作りの環境を整えてもおこってしまう「過発酵」・・。
環境を探っている最中でも、過発酵になってしまうことも、しばしば。
そんな時でも大丈夫です!
過発酵になったと気がついたら、違うものを作ってしまいます!
簡単で美味しいのが「米粉ピザ」。
これ、おすすめです。
生地を広げ、トッピングをし250℃で予熱していたオーブンで230℃13〜15分で美味しいピザの完成です!
ネチっと感なし。ふっくら美味しい米粉ピザです。
生地量やオーブンの環境により、焼成温度や時間は調整してみてください。
過発酵生地救済米粉ピザレシピの詳細は、後日お届けいたします。
まとめ
今回は、暑い夏の米粉パン作りで気をつけたいポイントでした。
・室温
・材料を冷やす
・水分量
・発酵環境と温度
これらのポイントを押さえることで、暑い日の米粉パン作りの生地ダレを防ぐことができます。
また、過発酵になってしまった時は「米粉ピザ」。
ちょっと思っていたものを作るものが変わってしまうのですが、美味しです。
暑い日も美味しい楽しい米粉パン作りタイムになりますように✨
毎日いろんなことがあるかと思いますが、穏やかな時間がありますように✨