米粉パンレシピで使用されいてることが多いサイリウム。
サイリウムって一体どんなものなのでしょうか?
今回は、そんな「サイリウム」と「サイリウムと米粉パンの関係」について簡単に解説していきます。
・サイリウムについて知りたい方。
・米粉パンを作りたいと思っている方。
・毎日にこだわり食材を取り入れている方&取り入れていきたい方。
米粉パンとサイリウムについてのお話なんだね♪
そう!初めて米粉パンを作る方にも、みていただきたいな。
サイリウムについて
サイリウムは、オオバコ属のプランタゴ・オバタという植物です。
このサイリウムの種皮(ハスク)を粉末状にしたものが、サイリウムパウダー・サイリウムハスクとして販売されています。
このサイリウムは、水分を含むとゼラチン状・ゼリー状になります。
増粘剤のような働きがあることから、サイリウムわらび餅や・サイリウムゼリーなどとして取り入れている方もいます。
また、食物繊維が豊富で健康食品として取り入れる方も。
米粉パンとサイリウムの関係
米粉パンにむく米粉は、水を加えるとサラサラとします。
食パンなどの型に流して作るタイプの米粉パンは、「成形」という、パンを形づくる作業の必要はありません。
しかし、バゲットやメロンパン・クロワッサンなど、成形が必要なパンの場合、
サイリウムの保水性を活用し、米粉パンを成形します。
前項でもお話しした通り、オオバコ属プランタゴ・オバタという植物の種皮をパウダー状にしたサイリウムは、
保水性がとても高いです。
サラサラとして米粉パン生地に、サイリウムを加えると・・サイリウムが水分を吸収し、まとまりのある立体的な生地になっていきます。
サイリウムは・・・水分を吸収すると粘りも出ます。
この粘りが増粘剤代わりにもなり、成形米粉パンを簡単に作ることができます。
サイリウムの保水性と粘りにより、立体的になった米粉パン生地は、お好みの形に成形できます。
そのため、メロンパンも、バゲットもクロワッサンも作ることができるのです。
サイリウムは、1日の摂取上限量が決まってきます。
お使いのサイリウムの取り扱いをご確認くださいませ。
また、サイリウム摂取により、お腹の調子が悪くなる方もいらっしゃいます。
米粉パンオーバーナイト製法とサイリウムについて
米粉パンレシピをお届けする中で、サイリウムを減らしたい!というお声をいただくことがあります。
そのため、サイリウム不使用の米粉パンレシピや、サイリウムを少なくした米粉パンレシピも作成しています。
特に、オーバーナイト製法ではサイリウムが通常レシピより最小で1/2になることも。
サイリウムを減らしたい!という方は、オーバーナイトレシピもおすすめです。
サイリウムを使って作れる米粉パン
成形米粉パンは、無限です!
小麦粉パンで作っていた、あんなパンやこんなパン。
想像してみてください。
大体のパンは、作ることができます。
クロワッサン・バゲット・メロンパン・アンパン・ピザ・カレーパンなんでもOKです。
フライパンで作るお手軽米粉パンも♡
<フライパンで作る米粉お焼きの材料>
無農薬米粉ミズホチカラ 150g
有機ホワイトソルガム粉 10g
白神こだま酵母 1.5g
有機サイリウム 3.5g
自然塩 1.5g
有機砂糖 8g
水(冬はぬるま湯) 140g前後〜
お好みトッピング
・きんぴらチーズ・高菜ごま油チーズ・カボチャサラダ・あんこなど・・
手順は動画内でお伝えしています♡
まとめ
今回は、サイリウムと米粉パンの関係についてお話ししました。
サイリウムハスクは、オオバコ属のプランタゴ・オバタという植物の種皮(ハスク)を粉末状にしたものです。
サイリウム・サイリウムハスク・サイリウムパウダーなどの名称で販売されています。
サイリウムの保水性を活かし、サラサラ米粉パン生地をまとめ成形米粉パンへと進化します。
成形米粉パンでは、お好みのメロンパンやクロワッサン・バゲットなど、小麦粉パン同様に大体のものは作ることができます。
今回は、米粉パンの可能性を広げてくれるサイリウムのお話でした。
サイリウムを少し減らして成形米粉パンを作りたいという方は、オーバーナイト製法もおすすめです。
オーバーナイト製法では、サイリウム量が最少1/2になることも。
サイリウムやオーバーナイトなどを活用し、美味しいご自身に合った米粉パン作りになりますように。
もっとふっくら米粉パンに使用する「米粉湯種」についても、お届け予定です。
毎日いろんなことがあるかと思いますが、
大切なご自身がほっと安らぐような穏やかな時間がありますように。
最後まで、読んでくださりありがとうございます。