やさしい米粉パンレシピ

【米粉パン】ふんわり美味しい米粉シナモンロールの作り方

シナモンの香りが幸せを運んでくれるシナモンロール。

今回は、小麦粉とバターを使わない米粉シナモンロールです。

一つ一つ巻き巻きすることで、シナモン感をより味わえるレシピになっています。

美味しい時間になりますように。

くまち

冬になるとシナモンロールを無性に食べたくなる時がある〜!

きなこ

わかる〜!温かい飲み物とシナモンロールって、なんか幸せ時間だよね♡

米粉シナモンロールの材料

<材料>

パン用米粉ミズホチカラ 180g

コーンスターチ 18g

白神こだま酵母 2.4g

サイリウムハスク 4.2g

砂糖 15g

米油 10g

自然塩 1.2g

無調整豆乳 70g

水(30〜35℃) 95ml〜※

※水分量は米粉によって変わります。

米粉によっては、85ml〜スタートしてみてください。

今回のレシピの米粉では、小さじ1の水を追加しました。

米粉パンは、最低量の水分量からスタートし、少しずつ追加し様子を見ながら作ります。

シナモンパウダー 小さじ1と1/2

グラニュー糖 50g

米油(バターなどに変更OK) 10g

粉糖 40g

無調整豆乳6g〜

パン用米粉ミズホチカラ

コバタケファームさんの無農薬米粉ミズホチチカラです。

グルテンを含まない、100%無農薬ミズホチカラ。

ふわふわなとても美味しい米粉パンを作ることができます。

米粉パン作り初めての方にも、とても使いやすい米粉です。

米粉パン作りは、最低量の水分量からスタートします。

お使いの米粉の最低量の水分量を把握しておくと、米粉パンは作りやすいです。

室温や、製粉状況、製造年月日などで水分量の吸収量が同じ米粉でも変わることがあります。

小さじ1〜4位追加量が変わることも。

一口メモ✏︎

毎日ごはんや、米粉パンや米粉お菓子などでいただくお米や米粉は、無農薬栽培や有機栽培のものを選んでいます。

米の慣行栽培ではネオニコチノイド系農薬を使用していることが多くあります。

このネオニコチノイド系農薬は、昆虫の神経を撹乱させる殺虫剤です。

海外では、ヒトや環境への影響から規制のある農薬の一つです。

日本では、一年栽培の果物などでも使用されることが多いです。

2050年までには、新規農薬へと移行する方向に進んでいます(「みどりの食料システム戦略」より)が、現段階での規制は特にありません。

コーンスターチ

アリサンさんの有機コーンスターチです。

遺伝子組み換えでない有機トウモロコシを使用。

コーンスターチで使用されていることが多い無水亜硫酸不使用です。

米粉パンに加えることで、ふんわり感UPに♡

歯切れも良く、より美味しくなります。

コーンスターチで使用されていることが多い「無水亜硫酸」。

トウモロコシから澱粉を取り除く際に、硬いトウモロコシをふやかすために使用されています。

白神こだま酵母

白神こだま酵母は、米粉パンとの相性がとても良いです。

ソフト系、ハード系、どちらの米粉パンも美味しく作ることができます。

白神こだま酵母は、種おこし不要。加える分量の水(30〜35℃)の一部を取り出し溶き、5分おくだけ。

発酵を促進させるための添加物や保存料なども不使用です。

サイリウムハスク

Organic India社さんのオーガニックサイリウムハスクです。

サイリウムハスクは、オオバコ属プランタゴ・オバタという植物の種皮(ハスク)を粉末状にしたものです。

食物繊維が豊富な植物で、水分を吸収するとゼラチン状にまとまります。

この特性を活かし、サラサラとした米粉パン生地をまとめ成形米粉パンを作ることができます。

きなこの米粉パンでは、サイリウムハスクの最適量を目指しています。

サイリウムハスクは、水分を吸収し成形米粉パンを作るとても便利な食品です。

しかし、1日の使用上限のある食品でもあります。

「少なすぎてもまとまらない。多すぎても食感が良くない。取りすぎも避けたい。」

米粉やサイリウムハスクに少しずつ水分を吸収させ、様子を見ながら生地作りをしていきます。

砂糖

ナチュラルキッチンさんの有機砂糖です。

ブラジル産の有機サトウキビを使用したグラニュータイプの砂糖。

お菓子作りやパン作り、どちらにもこちらのお砂糖を使用しています。

琥珀色の未精製のやさしいお砂糖です。

米油

ソフト系のふんわりタイプの米粉パンには植物油を加えることで、ふわふわ感アップします。

クセのない菜種油や太白ごま油などの植物油での代用は、もちろんOKです。

植物油について✏︎

市販の植物油の多くは、石油系溶剤を使用し抽出している溶剤抽出法の製品がほとんど。

溶剤抽出法は、油を絞る工程で溶剤を使用しているのですが、溶剤を取り除く際に高温処理が必要となります。

このとき心配されるのが「トランス脂肪酸」。

私は、伝統製法の圧搾製法や遺伝子組み換えの原材料を使用していない植物を選んでいます。

シナモンパウダー

桜井食品さんの有機シナモンパウダーです。

スリランカさんの有機シナモン使用のフェアトレード商品です。

今回のシナモンロールは、シナモン感がより味わえる成形方法にしてあります。

冬になると、シナモンが恋しくなります!

自然塩

海の精さんのあらしおです。

伊豆大島の海水使用。

太陽・風・火の力を使い、伝統製塩法により丁寧に作られている自然海塩です。

米粉シナモンロールの作り方

<作り方>

30〜35℃の分量の水を用意します。

白神こだま酵母を分量の水の一部で溶き5分おきます。

シナモンパウダーとグラニュー糖を合わせておきます。

米粉、コーンスターチ、自然塩、砂糖、サイリウムハスクをボウルに入れ混ぜ合わせておきます。

米粉類に酵母液、残りの水、米油を加えよく混ぜます。

全体を2分前後しっかり混ぜます。

生地が硬い場合は、水小さじ1を追加します。

米粉パンは、米粉によって水分量は大きく変わります。

同じ米粉でも水分量が変わることはよくあります。

そのため、最低量の水分量からスタートし、生地の状態に応じ少しずつ(小さじ1)水を加え調整していきます。

密封し、5分起きます。

1分前後混ぜます。

ここでも生地が硬い場合は、水小さじ1追加し様子を見ます。

生地の表面を触っても生地はつかない。

生地をグッと強く押し、指に生地がついたりつかなかったりの状態になればOKです。

生地をまとめ、密封し、室温に15分おきます。

暑い日は、涼しいところへ移動します。

生地を取り出し軽く混ぜます。

手・こね台・生地表面・カードにオイルを塗り、作業を進めます。

オイルを塗った麺棒を使用し、生地を伸ばします。

動画では20×26cmでした。

生地の表面に米油を塗ります。

菜種油、太白ごま油などお好みの油脂をお使いください。

全体にシナモンシュガーをふるいかけます。

生地をカットします。

くまち

動画もあります♡

端からくるくると生地を巻きます。

閉じ目を閉じます。

クッキングシートをセットしたマフィン型に生地を入れます。

霧吹きを上向きにし、軽く霧吹きします。

ラップで密封し、生地が一回り大きくなるまで35℃15分〜発酵します。

発酵完了後、オーブンを200℃で予熱スタートします。

動画内では、35℃30分発酵しました。

発酵時間は、環境により変わります。

表面いオイルを塗ります。

予熱完了のオーブンに霧吹きをし、

190℃15分焼成します。

焼き上がりました〜!

焼き上がったら型から生地外し、粗熱をとります。

粗熱が取れたらラップで包みます。

粉糖に、豆乳を少しずつ加えアイシングを作ります。

アイシングをし、完成です♡

ふわふわ〜な米粉シナモンロール。

まとめ

冬になると食べたくなるシナモンロール。

小麦粉やバターを使用せず作りました。

ふわふわ〜な米粉パン生地と、たっぷりなシナモンシュガーが美味しいです。

米粉パンは、最低量の水分量からスタートし、少しずつ水を追加していきます。

同じ米粉でも、米粉の製造方法や製造年月日、環境などで水分量が変化することは多くあります。

そのため、お使いの米粉の水分量の最低量を把握されると、作りやすくなります。

美味しい米粉パンタイムになりますように。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございます!

毎日いろんなことがあるかと思いますが、

ほっと安らぐ穏やかな時間がありますように✨

大切なご自身が癒やされ安らぐお時間を♡

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。