寒い日に食べたくなる、ほかほか中華まん♡
あの熱々をはふはふ食べると、お腹も温まり心もぽっかぽかで幸せな気持ちになります。
今回は寒い日の温かい助っ人を米粉で作ってみました♡
ほかほか美味しい米粉の中華まんレシピ。
出来立ての手作り中華まんは格別の美味しさです。
生地にはオイルなし、砂糖・サイリウム少なめのヘルシーレシピになっています。
寒い日に作ってみてください♡
・グルテンフリー中華まんレシピをお探しの方。
・ヘルシー米粉パンレシピをお探しの方。
・こだわりの材料を取りれている方&取り入れていきたい方。
ほかほか中華まん♡最高だよねぇ♪
ねぇ♡あつあつ一緒に食べよぉ♪
米粉の中華まんの材料
<材料>
無農薬米粉ミズホチカラ 140g
有機コーンスターチ 20g
自然塩 1.3g
有機砂糖 5g
白神こだま酵母 2.0g
有機サイリウム 3.0g
水(ぬるま湯) 130g〜※
※今回は、小さじ2を加えたため、水分量は約140gでした。
米粉によって水分量は変わりますので、最低量から始めてみてください。
初めての米粉を使用する場合は、125g前後からスタートしてみてください。
無農薬米粉ミズホチカラ
こちらのレシピではグルテンや増粘剤を含まない無農薬米粉100%のレシピになっています。
米粉パンは米粉選びが大切。
米粉パンにむく米品種と米粉の特徴・・
・アミロース値が中高程度。
・製粉時の澱粉損傷が少ない。
・気流粉砕など、細かい製粉方法を採用している。
米粉パンにむく米品種として、「ミズホチカラ」「こなだもん」「笑みたわわ」「ほしのこ」などがあります。
また、上記以外の「コシヒカリ」や「あきたこまち」などの品種であっても、製粉時にデンプン損傷を10%未満に抑え、かつ粒径7μm以下の割合が50%以上の微細に挽くことで、パン用として使用できます。(参考:農林水産省HP)
米粉や毎日ごはんのお米を選ぶ際は、無農薬栽培や有機栽培のものを選んでいます。
米の慣行栽培では、ネオニコチノイド系農薬を使用していることが多くあります。
ネオニコチノイド系農薬とは・・
昆虫の神経を撹乱させる殺虫剤。
浸透性・残効性が強く、一年栽培の果物などでも多く使用されています。
海外では、規制ののある農薬の一つです。
日本でも2050年に向けて新規農薬に切り替わる予定と位置付けられている農薬です。(「みどりの食料システム戦略」より)
私は、「コバタケファーム」さんの無農薬米粉ミズホチカラを使用しています。
水分吸収率が低く、細かく粉砕してくださっている米粉は、ふんわりとした米粉パンを焼くことができます。
米粉パンを始めて焼く方にも、とても作りやすい米粉です♡
有機コーンスターチ
有機コーンスターチを加えると、ふわふわ米粉パンに仕上がります。
ふわふわ米粉中華まんにも、有機コーンスターチを加えています。
コーンスターチを選ぶ際には、「遺伝子組み換えでない」「添加物不使用」のものを選んでいます。
コーンスターチに含まれている「無水亜硫酸」の役割とは?・・
コーンスターチは、トウモロコシをすり潰しデンプンを取り出し作られています。
硬いトウモロコシをすり潰す際に、無水亜硫酸に浸けることで、トウモロコシを柔やくしています。
私は、上記の「遺伝子組み換えんでない」と合わせ「無水亜硫酸不使用」のものを使用しています。
「アリサン」さんの有機コーンスターチです。
遺伝子組み換えんでないトウモロコシ使用。
無水亜硫酸などの添加物不使用の有機コーンスターチです。
白神こだま酵母
パン作り開始5分前に分量の水分から取り出したぬるま湯に溶かすだけ。
予備発酵いらずの白神こだま酵母です。
発酵力を加えるための添加物や保存料なども不使用です。
白神こだま酵母は、世界自然遺産の白神山地から発見された酵母です。
トレハロースを多くもっていて、少ない糖分で自然な甘みも特徴の一つです。
有機砂糖
お砂糖は、米粉パンに甘みをつけたり、イーストや酵母を元気にさせるために使用しています。
今回の、米粉中華まんではお砂糖の量を少なくヘルシー仕様にしています。
少ないお砂糖ですが、しっかり膨らんでふかふか米粉中華まんを目指しました。
お砂糖を選ぶときも、ミネラルを含んだ少しでもやさしいお砂糖を選んでいます。
お菓子作りやパン作りをしやすいグラニュー糖も、精製し過ぎていないものがおすすめです。
「ナチュラルキッチン」さんのブラジル産・有機砂糖です。
グラニュータイプの有機砂糖なので、お菓子作りやパン作りに使いやすいです。
未精製タイプなので、ほんのり薄い黄色をしています。
有機サイリウム
サイリウムハスク・サイリウパウダーは、オオバコ属プランタゴ・オバタと呼ばれる植物の種皮(ハスク)を粉末状にしたものです。
保水性があり水分を吸収してくれることから、さらさらとした米粉パン生地を成形しやすい生地にしてくれます。
「Organic India」さんの有機サイリウムハスクです。
アメリカの有機認証であるUSDA認証取得の製品です。
米粉パンにとってとても画期的な食品ですが、1日の摂取量制限のある食品です。
そのため、米粉パンでも少しでも少ないサイリウム量を目指しレシピ作成をしています。
自然塩
私たちの食事にはもちろん、私たちの大切な身体づくりにも「塩」は、欠かせません。
私たちの体にとって大切な「塩」を選ぶ際は、精製されていないミネラルを豊富に含むものを選んでいます。
「海の精」さんの自然海塩です。
伊豆大島の海水を太陽・風・火の力を利用し濃縮したミネラル豊富なお塩です。
毎日いただく大切な身体に欠かせないお塩だからこそ、大切に選んでいます。
米粉の中華まんレシピ
<作り方>
米粉中華まんの具材です。
具材は一例としてご覧いただけたらと思います。
いつも多めに作り、余った分はラップで包んで冷凍しミニハンバーグとしお弁当に入れたり、スープに入れ肉団子にしたりしています。
豚にひき肉(遺伝子組み換え等使用不使用な飼料で育った健康的な豚肉)200g
無農薬玉ねぎ1個
その他、干し椎茸・切り干し大根※・無農薬米麹の塩麹・無添加オイスターソース・本醸造醤油など・・
※切り干し大根は、食材の水分を吸ってもらうために水で戻さず細かくカットし使用します。
干し椎茸は、水で戻ししっかり水切りしておきます。
ボウルに30〜35℃のぬるま湯を130g用意します。
米粉によって、水分量は変わります。
初めての米粉をお使いの場合は、125g前後からスタートしてみてください。
用意したぬるま湯に白神こだま酵母をふるい入れ、蓋をして5分おき酵母液を作ります。
別のボウルに、無農薬米粉ミズホチカラ・有機コーンスターチ・自然塩・有機砂糖を加え、泡立て器でぐるぐると混ぜ合わせておきます。
酵母液を作り5分経過したら、酵母液をぐるぐると泡立て器で混ぜます。
混ざった酵母液に、先ほど合わせておいた粉類を加えゴムベラで混ぜ合わせていきます。
1〜2分程、しっかり混ぜ合わせます。
生地にオイルを使いません!
有機サイリウムをふるい入れます。
サイリウムを加えたら、ゴムベラで5分間混ぜます。
だんだんサイリウムが水分を吸収し、生地がしっかりとしてきます。
生地がしっかりしてきたら、カードや手で混ぜています。
生地がしっかりしている場合は、霧吹きを軽く1回し密封をし5分おきます。
生地が少し緩い場合は、霧吹き不要です。
『5分混ぜ→5分休み→再び混ぜる』という工程は・・
・米粉パンをふんわり歯切れよくさせる。
・サイリウムを少しでも少なく仕上げる。
を目的として行なっています。
・・5分後。
再び生地を5分混ぜます。
生地が硬い場合、小さじ1(約5g)ずつ水を加えます。
水を加えたらよく混ぜ込みます。
理想の生地の状態・・
生地が柔らかくふわふわとしていて、指を生地に入れると生地が指に吸い付いてくるような状態です。
手や指を生地に押し当てると、生地が少しついてきます。
霧吹きをし、密封をし常温で30分発酵します。
動画もあります♡
発酵完了後、生地を軽く混ぜます。
手や捏ね台に圧搾製法なんね油を塗り、成形していきます。
丸めた生地を、軽く手でおさえ平たい円状にします。
中央に具材を詰め、ヒダを寄せながら包んでいきます。
形を整え、クッキングシートにのせます。
バットなどにうつし、軽く上に向けて霧吹きをし、ラップで密封します。
室温で20分発酵します。
発酵完了時には、沸騰した湯を用意しておきます。
せいろに生地をうつします。
せいろでなく、お鍋で蒸す場合は生地に水滴が落ちないように、鍋の蓋に蒸し布を必ずセッティングします。
しっかり沸騰した湯に、せいろ等をセッティングし中火〜強火で18分蒸します。
蒸しあがりました♪
ふわふわもっちりな米粉の中華まん。
このほわほわんな食感は、蒸さねば味わえません♡
寒い日などに、どうぞ♡
有機素材で作られた中華まんの具材や調味料
中華まんの具材の一例です。
いつも、具材の方が圧倒的に多いです。
余った具材は、ラップで小さく包んで冷凍をしておき、お弁当のハンバーグや汁物の肉団子として楽しんでいます。
・豚ひき肉(飼料に遺伝子組み換え穀物など含まれず、元気な飼育方法のもの)200g
・無農薬玉ねぎ 1個
・干し椎茸(水で戻し、水切りをしておく)
・有機大根の切り干し大根(水で戻さない)
・有機片栗粉
・本醸造醤油
・有機素材のオイスターソース
・無農薬米麹の塩麹
などを加えています。
有機大根の切り干し大根
中華まんの具材の余分な水分を吸ってもらい、旨みも出してくれる切り干し大根。
水で戻さず、細かくカットして使用しています。
「こだま食品」さんの切り干し大根です。
有機栽培の大根を使用しています。
煮物だけでなく、お味噌汁などにもそのまま投入。
栄養はもちろん甘みも増して美味しいです。
本醸造醤油
毎日のように使用するお醤油。
市場には様々な醤油があります。
毎日のように使用するものだからこそ、大切に身体にやさしいものを選びたい。
醤油を選ぶ際は、発酵を促進するものなどを使用していない『天然醸造』のものがおすすめ。
一般的な醤油の原材料には、大豆・小麦・麹・塩以外のものが使われていることが多くあります。
『しょうゆの日本農林規格』により、醤油に使用できるものは指定されています。
例)こいくち醤油の場合
大豆、小麦・大麦及び裸麦、米、はと麦、小麦グルテン、食塩、アミノ酸液・酵素分解調味液及び醗酵分解調味液、砂糖類、アルコール・焼酎及び清酒、米醗酵調味料・醸造酢・みりん及びみりん調味料
参考:しょうゆの日本農林規格
むむ?上記のものは使用できるということは・・
そう。上記のものは、使用していることがあるということ。
・発酵を促進させるため
・旨みを出すため
・長期保存
などの目的で、伝統的な長時間醗酵させて作る工程を上記のような材料により補っています。
醤油を選ぶときは、発酵を促進させたり、旨味を増したりする添加物等が含まれない『天然醸造』がおすすめです。
「ヤマヒサ」さんの本醸造醤油です。
農薬不使用の丸大豆・農薬不使用の小麦・天日塩を使用し、杉の木の大樽で伝統製法により丁寧に作られた本格醤油です。
こちらのサイトでは、セット販売しかご提案できず申し訳ありません。
ヤマヒサさんのHPにて1本からご購入できます。
『ヤマヒサ こいくち 醤油』で検索してみてください。
無添加オイスターソース
オイスターソースって万能ですよね♡
炒め物や炒飯などにも少し加えると、本格的な美味しさになります。
うどんつゆや、蕎麦つゆに少量加えても美味しいです。
「光」食品さんのオイスターソースです。
化学調味料・保存料・着色料など一切不使用。
原材料:カキエキス(広島産カキ・食塩)、砂糖、醤油(大豆、小麦を含む)、食塩、本みりん、有機馬鈴薯澱粉、魚醤(イカを含む)、有機レモン
自己消化酵素のみで分解したエキスをベースに、原材料は国内産の丸大豆と小麦が原料の本醸造醤油、食塩はシママース、本みりんは三河みりんを使用しています。
選び抜かれた材料に、イカと食塩だけで一年間じっくりと熟成醗酵させた魚醤で旨みアップ!(参考:光食品HP)
やさしい素材で丁寧に作られたオイスターソースは、毎日ごはんの味をもっと豊かにしてくれます。
まとめ
寒い季節に食べたい中華まん♨︎
今回は、無農薬米粉の中華まんレシピでした。
生地にはオイル・ベーキングパウダー不使用。お砂糖・サイリウム少なめのヘルシー米粉中華まんレシピになっています。
蒸しあがった米粉中華まんは、ほわんとした生地が美味しいです。
このほわほわの生地感は、蒸しでなければ味わえません♡
サイリウムを加えてから『5分混ぜる→5分休む→再び混ぜる』
という工程をとることにより、
・ふんわりとした米粉中華まん生地を作ることができます。
・1日の摂取量の定めがあるサイリウムを少しでも少なく作りことができます。
寒い季節に、よかったらふんわり米粉の中華まんをお召し上がりください♡
最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
毎日いろんなことがあるかと思いますが、
穏やかな時間がありますように🌈
大切なご自身に、ほっと安らぐ時間を作ってあげてくださいませ✨
いつも、ありがとうございます♡