最近、一気に広まった米粉パン。
どんな米粉パンを召し上がったことありますか?
米粉パンには様々な種類があります。
グルテンを含んだもの・グルテン不使用の米粉のみで作られたもの・ソフト系パンやハード系パンなど・・。
キナコとお米の米粉パンは、無農薬米粉100%のレシピになっています。
今回は、グルテン不使用での米粉パンを、ふんわりパンやしっかりパンなど、作り分ける際に使用する補助剤についてのお話です。
・米粉パン作りに興味のある方。
・グルテン不使用米粉パンを作りたい方。
・こだわり食材を取りれている方&取り入れていきたい方。
補助的役割の材料ってなに?
片栗粉やコーンスターチなどの、米粉パンをふんわりやパリッとさせたりする材料のことだよ。
無農薬米粉100%の米粉パン
米粉パンには様々な種類があります。
米粉パンを作る際の、米粉も種類が豊富。
いろんな米粉があって用途に応じて使い分けられています。
私は、グルテンや増粘剤などを含まない無農薬米粉100%で米粉パンを作っています。
グルテンや増粘剤など不使用の米粉パン作りをしている方や、これから作ってみようと思ってくださっている方に届きますように。
米粉100%と合わせて、無農薬米粉100%を選んでいる理由・・
・大切な環境や大切な私たちにやさしい食べ物を選びたい。
・やさしい農法を採用してくださっている作り手さんを応援したい。
・米の慣行栽培では海外では規制のあるネオニコチノイド系農薬が使われていることが多く、避けたい。
米粉パンに加える補助剤
無農薬米粉100%で作る米粉パン。
ハード系やソフト系など様々な種類があります。
作りたいパンによって、米粉をサポートしてくれる材料を補助剤と呼んでいます。
今回は、そんな頼もしい補助剤のそれぞれの役割について。
有機片栗粉
米粉パンにスターチ(デンプン)を加えると、食感がアップします。
こちらでは、じゃがいもデンプンの「片栗粉」と、トウモロコシデンプンの「コーンスターチ」を使用しています。
ハード系米粉パンなど、表面をパリッとさせたいときには、片栗粉を使用しています。
「ムソー」さんの有機片栗粉です。
国内産有機じゃがいもを100%使用し、さらし澱粉製法により丁寧に作られています。
本来片栗粉は、カタクリの地下茎から作られる澱粉の粉です。
市場の多くの片栗粉は、じゃがいも澱粉を使用しています。
遺伝子組み換えでないじゃがいもを使用した片栗粉を。
私は、ムソーさんの遺伝子組み換えでない、国産有機ジャガイモから作られている有機片栗粉を使用しています。
さらし澱粉製法とは・・
澱粉乳を水で洗浄する「さらし」という工程があります。
市販の多くの片栗粉は、脱汁機により強制的に分離したものがほとんど。
さらし澱粉製法では、時間をかけて丁寧に行われます。
それにより、純度の高い片栗粉が作られます。
有機コーンスターチ
とうもろこしの澱粉を粉末状にしたコンスターチ。
米粉パンに加えると、ふんわりとしたソフト系の米粉パンに仕上がります。
「アリサン」さんの有機コーンスターチです。
トウモロコシを原料にして作られるコーンスターチ。
私は、遺伝子組み換えでない有機トウモロコシ使用で、無水亜硫酸不使用のものを選んでいます。
Q:コーンスターチに多く使用されている「無水亜硫酸」とは?
A:コーンスターチを製造する際、トウモロコシをふやかし柔らかくするために使用されています。
トウモロコシは硬いため、この無水亜硫酸が使用されていることが多くあります。
有機ホワイトソルガム粉
近年、健康志向やグルテンフリーの方に注目されているホワイトソルガム。
ホワイトソルガムは、厳しい環境や少ない農薬でも育つ栄養価の高い穀物です。
スーパーグレイン(驚異の穀物)と呼ばれ、WHO(世界保健機構)からも注目されている穀物の一つです。
吸油性は、米粉のように小麦粉より低いため、揚げ物などで使用するとヘルシーに仕上がります。
米粉パンに加えると、ふっくらとボリューミーに仕上がります。
ハード系を少し食べやすくする場合や、ソフト系の米粉パンなど、使用範囲が広いです。
グルテンフリーの代替食品として注目されているホワイトソルガム粉。
品種改良により、えぐみ等が少ない癖のない穀物として誕生しました。
現段階で遺伝子組み換えの心配はありませんが、有機栽培のものを選んでいます。
まとめ
グルテンフリー・増粘剤フリーの米粉パン。
私は無農薬米粉100%の米粉パンを作っています。
今回は、そんな無農薬米粉100%米粉パンの頼もしい味方「有機片栗粉」「有機コーンスターチ」「有機ホワイトソルガム粉」などの補助剤についてのお話でした。
有機片栗粉・・パリッとしたハード系米粉パンに。
有機コーンスターチ・・ふんわりソフトな米粉パンに。
有機ホワイトソルガム粉・・米粉パンのボリュームアップに。
それぞれ、用途に合わせ少量を混ぜ込んでいます。
どの材料を使用する際も、「非遺伝子組み換え」「無農薬栽培」「有機栽培」「添加物不使用」などを確認し、少しでもやさしい素材を使用しています。
遺伝子組み換え表示や添加物表示がだんだん分かりにくくなっています。
そんな中でも、やさしい製法ややさしい素材を使用し、丁寧に製品や食品を作り上げてくださる生産者さんがいらしゃいます。
そんな生産者さんに感謝し、大切にいただいていきたいです。
想いのあるものが当たり前になりますように・・。
最後まで、読んでくださりありがとうございます♡
いろいろなことがある毎日ですが、温かく穏やかな時間がありますように🌈
いつも、ありがとうございます♡