パリッと美味しい塩パンを米粉で♡
焼き目くっきりな、かわいい米粉塩パン。
小麦粉不使用、グルテンフリー米粉パンレシピです。
パリッとリッチな塩パン!いいよね〜!
ありがとう♡焼き目くっきりなかわいい米粉塩パンになったよ!
米粉塩パンの材料
<材料>4個分
・パン用米粉 180g
・コーンスターチ 18g
・白神こだま酵母 2.4g
・サイリウムハスク 4.2g
・砂糖 10g
・自然塩 1.3g
・米油 10g
・無調整豆乳 60g
・水(30〜35℃) 95ml〜※
・有塩バター 3g×4つ分
・溶かしバター 適量
・トッピング自然塩 適量
※ 水分量は米粉によって変わります。
生地の状態に応じ、水小さじ1ずつ追加し調整していきます。
パン用米粉
コバタケファームさんの無農薬栽培米粉ミズホチカラを使用しています。
ふんわり美味しい米粉パンを作ることができる、とても貴重な米粉です。
毎日いただくお米や、米粉パンや米粉お菓子に使用する米粉などは、有機栽培や無農薬栽培ものを選んでいます。
米の慣行栽培ではネオニコチノイド系農薬を使用していることが多くあります。
ネオニコチノイド系農薬は、昆虫の神経を撹乱させる殺虫剤です。
海外では、ヒトや環境への影響から規制のある農薬の一つです。
日本では、現在は特に規制なし。
しかしながら、日本においても2050年までに、ネオニコチノイド系農薬を新規農薬へと移行する方向で進んでいる様子。(農林水産省HP「みどりの食料システム戦略」より)
コーンスターチ
アリサンさんの有機コーンスターチです。
遺伝子組み換えでない有機栽培トウモロコシ使用。
コーンスターチで使用されることが多い、無水亜硫酸も不使用です。
コーンスターチを加えることで、歯切れが良く美味しい米粉パンになります。
白神こだま酵母
私の米粉パンレシピは、生地を休ませながら進めていくので白神こだま酵母との相性がとても良いです。
白神こだま酵母は、発酵力を増進させる添加物や保存料など不使用です。
ハード系もソフト系も、どちらもおいしく仕上がります。
サイリウハスク
Organic India社さんのオーガニックサイリウムハスクです。
サイリウムハスクとは、オオバコ属プランタゴ・オバタという植物の種皮(ハスク)を粉末状にしたものです。
食物繊維が豊富で、水分を吸収するとゼラチン状に固まる特性があります。
この特性により、サラサラとした米粉パン生地をまとめ、成形米粉パンを作ることができます。
サイリウムハスクは、1日の摂取上限のある食品です。
キナコレシピでは、サイリウムハスク量の最適化を目指しています。
米粉とサイリウムハスクにしっかりと水分を吸収させる時間をとりながら、丁寧に作ることで、美味しい米粉パンに仕上げます。
砂糖
ナチュラルキッチンさんの有機砂糖です。
ブラジル産の有機サトウキビを使用しているグラニュー糖タイプの砂糖です。
米粉お菓子や米粉パンなどには、ナチュラルキッチンさんや風と光さんの有機砂糖を使用しています。
無調整豆乳
マルサンアイさんの有機無調整豆乳です。
遺伝子組み換えでない有機栽培大豆を使用した有機無調整豆乳です。
ミルキーな米粉パンを作りたい時には、無調整豆乳を使用しています。
大豆製品を選ぶ際には、「遺伝子組み換えでない」「グリホサート(除草剤)不使用」に気をつけています。
国産大豆に関しまして、現段階では大豆の遺伝子組み換え栽培が禁止されています。
しかしながら、グリホサート(除草剤)を使用していることもあります。
米油
築野食品さんの圧搾製法米油です。
遺伝子組み換えでない国産米の米ぬかを使用した米油です。
健康的な油選びのポイント
・遺伝子組み換えでない
・圧搾製法
市販の多くの油は、石油系溶剤を使用し抽出された、溶剤抽出法により作られているものがほとんど。
溶剤を使用し抽出された油は、高温処理が必要となり「トランス脂肪酸」が発生してしまいます。
一方、伝統製法である圧搾製法により作られる油は、溶剤を使用せずに圧力をかけ搾り出しています。
バター
有塩バターを使用していますが、お好みで無塩バターを使用していただいても、もちろんOKです!
米粉パンは、油分の吸収率が低いです。
そのため、米粉塩パンに包むバターの量は少なく仕上げています。
自然塩
海の精さんのあらしおです。
伊豆大島の海水を使用し、太陽・風・火の力を利用し日本の伝統製塩法にて丁寧に作られた自然海塩です。
米粉塩パンレシピ
<作り方>
白神こだま酵母に分量の水(30〜35℃)の一部を加え、5分おきます。
ボウルに、米粉・コーンスターチ・砂糖・サイリウムハスク・自然塩を加え混ぜ合わせます。
米粉類に、酵母液・残りの水・無調整豆乳を加え混ぜ合わせます。
2分前後混ぜます。
生地が硬い場合は、水小さじ1を追加します。
気温の低い冬などは、使用する材料や液体類を常温にしておきます。
気温の高い夏などは、使用する直前までに冷蔵庫で冷やしておきます。
密封し、5分おきます。
水分量を確認しながら、1分前後混ぜます。
生地を指でぐっと押し付けた時、指に生地が付いたり付かなったりする状態にします。
指に生地が吸い付くような感触があります。
密封し、室温に15分おきます。
生地を取り出し、軽く混ぜます。
手・こね台・生地表面にオイルをとり、生地を分割します。
オイルを取り転がしながら、つるんとした丸に仕上げた生地を転がし細長くします。
雫状にし、手で押さえ生地を伸ばします。
有塩バターをのせ、バターを覆うように包みます。
溶かしバターを生地表面に軽く塗ります。
米粉は油の吸収率が低いため、包むバターび量も少なく設定しています。
少しバター感を出すために、内側にひっそりバターを忍ばせました。
また、バターを軽く塗ることで、焼き目がくっきり仕上がります。
生地を巻き込み、最後に生地を軽く曲げて仕上げています。
全体に軽く霧吹きをし、ラップで密封します。
35℃15分〜生地がふっくら、一回り大きくなるまで発酵します。
生地が一回り大きくなり、発酵完了です。
発酵完了後、オーブンを220℃で予熱スタートします。
表面に米油や菜種油などのオイルを塗ります。
自然塩をかけます。
自然塩は、少し多めがおすすめです。
カリッとした岩塩などもいいですよね♡
予熱が完了したオーブンで、
220℃15分焼成し完成です。
パリッと米粉塩パン。バターがよく合い美味しいです♡
まとめ
今回は、パリッと美味しいタイプの米粉塩パンでした。
米粉は、油の吸収率が低くヘルシーに仕上がるので、包めるバターの量も少なめ。
そのため、生地の内側にも少し忍ばせました。
生地の内側に塗ることで、焼き目もくっきりします。
個人的には、あのくっきり焼き目がお気に入りです。
焼き上がった米粉パンは、粗熱が取れたらラップで密封し冷凍保存します。
美味しい米粉パンタイムになりますように✨
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
ほっと安らぎ、心ときめく時間がありますように✨