やさしい米粉パンレシピ

【ふわふわ米粉1斤食パンの作り方】米粉食パンを簡単にふわふわにするポイントは、「米粉湯種」と「アルファ化米粉」

米粉食パンは美味しい!

小麦粉ふわふわパンは、バターや生クリームなどが入っているものが多いですが、

米粉パンは、バターも生クリームもなくてもふわふわふんわり美味しい食パンになります。

「小麦粉パンの代わり」なーんて言わなくても大丈夫!ちゃんと美味しい米粉食パン。焼きたての香りも最高です!

くまち

「代わり」ってなんかさみしいもんね!

きなこ

そうなの!「代わり」じゃなくて、米粉食パンは美味しい♡

ふわふわ米粉食パンを作るために必要なもの

ふわふわ米粉食パンを作るためには「米粉湯種」と「アルファ化米粉」。

このどちらかが大切になります。そう、どちらか一方でOK!

米粉湯種かアルファ化米粉を加えることで、ふわふわ感・美味しさが大幅UP!

「代わり」じゃない、ちゃんと美味しい米粉食パンの「おいしさ」の秘密です。

米粉湯種とは

「米粉湯種」とは・・

パンに向く米粉に熱湯を加え混ぜ、冷ましたものです。

この米粉湯種を加えることで、米粉パンのふんわり感は大幅UP!

米粉湯種の作り方・・

パンに向く米粉に熱湯を注ぎ、素早く混ぜます。

しっかり混ぜると、伸びのある半透明なゲル状に仕上がります。

粗熱を取れば米粉湯種の完成です。

米粉湯種同様、ふわふわ米粉食パンに仕上げるために「アルファ化米粉」もあります。

アルファ化米粉とは

アルファ化米粉とは・・

炊飯した米を急速乾燥させ粉末にしたものです。

米は炊飯すると、でん粉が糊状になります。この現象をアルファ化と言います。

アルファ化米は粉は、水を含むと簡単に糊状に戻ります。

アルファ化米粉を加えると、米粉湯種同様、ふわふわ感大幅UPです!

ふわふわ米粉食パンの材料

<米粉湯種ふわふわ米粉食パン材料>

・パンに向く米粉(ミズホチカラ) 300g

・白神こだま酵母 5.0g

・自然塩 3.5g

・砂糖 20g

・米油 18g

・米粉湯種(米粉10g:熱湯33g)

・水(30〜35℃) 250ml〜※

※ 水分量は米粉によって変わります。生地の状態を確認しながら、生地が硬い場合は、小さじ1ずつ追加していきます。

<アルファ化米粉のふわふわ米粉食パン材料>

・パンに向く米粉(ミズホチカラ) 300g

・アルファ化米粉 15g

・白神こだま酵母 5.0g

・砂糖 20g

・米油 18g

・自然塩 3.5g

・水(30〜35℃) 260ml〜※

※ 水分量は米粉によって変わります。生地の状態を確認しながら、生地が硬い場合は、小さじ1ずつ追加していきます。

パンに向く米粉(ミズホチカラ)

コバタケファームさんのミズホチカラを使用しています。

栽培期間中農薬不使用の貴重な米粉です。

美味しいふわふわ米粉パンを作ることができるので、米粉パン作り初めての方にもおすすめです。

毎日ごはんや、米粉パンや米粉お菓子作りでは、無農薬栽培や有機栽培などのやさしい素材を選んでいます。

アルファ化米粉

炊飯した米を急速乾燥さたものがアルファ化米粉です。

アルファ化(糊化)した状態の米粉は、消化も良く水を含むと糊状になります。

こちらを米粉食パンに加えると、ふわふわ感UP!

私は、米粉同様コバタケファームさんのアルファ化米粉を使用しています。

白神こだま酵母

米粉パンとの相性も良い「白神こだま酵母」を使用しています。

発酵力をUPさせるための添加物や保存料なども不使用。

米粉パンは、米粉に吸水させたり休息させたりするなど、時間をかけて作っていくと美味しく出来上がります。

ゆっくりと発酵させていく白神こだま酵母と、相性がとても良いのです!

砂糖

ナチュラルキッチンさんの砂糖です。

ブラジル産の有機サトウキビを使用しているグラニュータイプの有機砂糖。

琥珀色は未精製の証。

砂糖は、ふわふわ感UPや発酵手助けの役割があります。

米油

つの食品さんの米油です。

遺伝子組み換えでない国内産の米糠を使用し、圧搾製法にて丁寧に作られた貴重な米油です。

国内産の米糠使用で、その上圧搾製法の米油って、とてもとても貴重!ありがた〜い米油です。

米油は酸化しにくく、米油特有の抗酸化成分も多く含まれていることから、健康志向の方に選ばれています。

が、市販の油のほとんどは、石油系溶剤を使用している溶解抽出法により作られています。

こちらは、製造過程にて使用した溶剤を取り除くために、高温処理が必要となります。

それにより、「トランス脂肪酸」の発生が心配されています。

自然塩

海の精さんのあらしおです。

伊豆大島の海水を使用し、太陽・風・火の力を利用した日本の伝統的な製塩方法にて丁寧に作られている自然海塩です。

毎日いただく身体作りにも欠かせないお塩は、未精製のものを選んでいます。

ふわふわ米粉食パンの作り方

<準備しておくこと>

角食パン型にクッキングシートをセットします。

オイルを塗って貼り付けていくと、密着し剥がれにくくなります。

<米粉湯種使用>

最初に米粉湯種を作っておきます。

アルファ化米粉使用の場合は、この工程は省いてOK!

パンに向く米粉に熱湯を注ぎ、素早く全力で混ぜます。

しっかり混ぜると、粘りと伸びのある半透明のゲル状になります。

米油を数回に分け加え、しっかり混ぜておきます。

アルファ化米粉使用の場合は、米油は米粉と水が軽く混ざったところで加えます。

(↓このタイミングです。)

米粉湯種とアルファ化米粉の作り方の違いは、これくらい!

その他は、同じように作ることができます。

くまち

米粉湯種を使った米粉食パンの動画はこちらです!

分量の水(30〜35℃)を用意し、白神こだま酵母に一部を加え、5分おきます。(酵母液)

ボウルに、パンに向く米粉・自然塩・砂糖を加え、ぐるぐる混ぜ合わせておきます。

米粉湯種なしの場合は、アルファ化米粉も一緒に咥え混ぜておきます。

酵母液と残りの水を米粉類に加え混ぜます。

ハンドミキサーの低速で、軽く混ぜます。

少し混ぜたら、米粉湯種や米油を加え混ぜます。

(アルファ化米粉や米粉湯種など、使用したものにより加えるものは変わります。)

生地が硬い場合は、水を小さじ1ずつ加え混ぜます。

クイジナートのハンドミキサーの場合は、低速2で混ぜています。

落とした生地が生地の上にのり、下の生地に馴染んでいく状態に仕上げます。

ボウルをラップで密封し、常温で5分生地を休めてから、オーブンの発酵機能を使用し35℃10分発酵します。

発酵完了後、生地を軽く混ぜガス抜きをします。

クッキングシートをセットした型に生地を流しいれます。

上から約1.5〜2cmのところに、発酵完了ラインを引いておきます。

軽く霧吹きをし、ラップで密封します。

35℃15分〜発酵します。

発酵完了しました。

季節により、発酵時間は異なります。

くまち

米粉湯種なし!アルファ化米粉使用のふわふわ米粉食パンの動画です♡

発酵完了は、生地の中央が少し盛り上がっているので、真横から確認します。

蓋をします。

予熱なしオーブンで170℃20分、扉を開けずとのまま210℃30分焼成します。

焼き上がったら、型から取り出しクッキングシートをそっと剥がします。

粗熱が取れたら、まだ生地が温かいうちに、キッチンペーパーとラップで密封します。

キッチンペーパーとラップが湿った場合は、交換します。

米粉パンは、しっかり冷めてからカットします。

まとめ

今回は、ふわふわ米粉1斤食パンでした。

米粉湯種とアルファ化米粉をそれぞれ使用したふわふわ米粉食パンです。

お好みのタイプでお作りください♡

しっかり冷めてからカットした米粉食パンは、1枚ずつラップで包み冷凍保存します。

どちらも美味しくふわふわに仕上がります。

そのまま食べても、トーストやサンドイッチなどアレンジ食パンも、美味しいです!

米粉いちごサンドと米粉クロックムッシュです。

美味しい米粉食パンタイムになりますように✨

最後までご覧くださいまして、ありがとうございます!

心ときめく時間がありますように✨

いつも、ありがとうございます!

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。