万能調味料の【塩こうじ】と【醤油こうじ】。
冷蔵庫にあると、これだけでいいくらい、なんでも美味しくしてくれます。
思わず食べたくなる嬉しい麹の効果と、簡単作り方などです。
・こだわり調味料に興味がある方。
・手作り調味料を作ってみたい方。
・美味しい塩こうじと醤油こうじを使って美味しい毎日ごはんに役立てたい方。
塩こうじや醤油こうじは、お家で作れるくまかぁ~?
確かに、買うイメージがあるよね!とっても簡単に作れるの♪くまっちも一緒に作ろう!
米麹の嬉しい効果
考えるのでなく、感じろと言われてしまったら、何も言えませんが・・。
ブラスアルファくらいの感じで、米麹の嬉しい効果です。
体にいいものは、美味しい。
嬉しい効果や栄養素を知っていると、心地よさが倍増する気がしています。
さらっと。
素晴らしき発酵食品の中の米麹に焦点をあててみました。
ナイアシン
ビタミンB群のひとつ。
糖質・脂質・タンパク質の代謝を行います。
アルコールを飲んだ後に発生するアセトアルデヒドの分解もサポートしてくれます。
皮膚や粘膜の炎症を抑える働きもあります。
熱にも強く、たのもしいですね!
ビオチン
ビタミンB群のひとつ。
糖質・脂質・タンパク質などのエネルギー代謝のサポートしてくれます。
皮膚や粘膜の健康を保ちます。
爪や髪などを健康的に保つ働きもしてくれます。
パントテン酸
ビタミンB群のひとつです。
糖質・脂質・タンパク質の代謝をサポートしてくれます。
エネルギーを産み出すために、必要不可欠なものです。
皮膚や髪を健康的に保つ役割もあります。
抗ストレス効果もあります・
葉酸
ビタミンB群のひとつです。
ビタミンB12と一緒に赤血球の合成に関わります。
DNAの合成にも関わり、細胞分裂を助ける働きがあります。
妊娠中や成長期の子どもにはなくてはならない栄養素です。
ビタミンB2
ビタミンB群のひとつです。
糖質と中心に、脂質やタンパク質のエネルギー代謝をサポートします。
皮膚や粘膜・髪・爪などを健康的に保つために必要です。
発育のビタミンとも呼ばれ、子どもの成長・発育に欠かせません。
しっかり煮沸
まずは、しっかり煮沸消毒します。
麹を発酵させ、保存しながら使うので、熱湯消毒でなく、煮沸消毒します。
熱湯消毒とは・・容器などに熱湯をかけ消毒することです。
大きい鍋でたっぷりの水をいれ、お湯を沸かす
容器がすっぽり入る大きめのお鍋を用意します。
沸騰してから5分間しっかり煮て消毒します。
耐熱容器で行ってください。
煮沸したら、清潔な布巾やキッチンペーパーなどの上にのせます。
完全に乾いたら、煮沸消毒完了です♪
塩こうじ材料
今回は生こうじを使っています!
・生こうじ 100g
・塩 35g
・水 100g
乾燥こうじを使用する場合は、米こうじ170g 塩35g 水230gとなります。
米こうじ
是非、こだわりの米麹を使ってみてください♪
塩と水と米麹しか使わないシンプルなものです。
素材の味が最高のものを使いたいなぁなんて思っています。
こちらは京都の喜右衛門さんの生麹です。
甘酒などいろんなものが販売されています。
通販の時の対応も、とても親切でなんだか嬉しくなるお店さんです♪
塩
お塩は、ミネラルをふくんだ天然塩がオススメです。
海の精(赤)240g【1梱包3袋までメール便OK】【1梱包6袋までコンパクト便OK】
材料は、たったのこれだけです。
塩こうじ作り方
生麹で作る塩こうじの作り方です。
米麹を100g計量します。
固まっている米麹をバラバラにほぐします。
塩こうじは、塩と米麹をしっかり混ぜ合わせるために、ボウルを使用しています。
保存容器に直接作る形ですと、どうしても塩と米麹を完全に混ぜ合わせることが難しいです。
塩35gを計量します。
米麹と塩をしっかりと混ぜ合わせます。
手で混ぜてもオッケーですが、私はスプーンを使って混ぜています。
水100mlを先ほどまでのボウルに入れます。
よく混ぜ合わせます。
水100ml=100gです。
米麹・塩・水がよく混ざったら保存容器に移します。
保存容器の蓋は完全に閉めずに、少しゆるめておきます。
発酵中にガスが発生するためです。
常温で発酵させます。
一日一回清潔なスプーンでしっかりと混ぜ合わせます。
水が足りない様子でしたら、米麹がつかる位の水を足します。
出来上がるまでの目安です。
夏頃・・1週間くらい
冬頃・・10日から2週間
完成しました♪
完成の目安
- 米麹が手でつぶせるくらいに柔らかくなること。
- 全体的にふっくらしてきたこと。
- 甘い香りがでてきたこと。
- 季節ごとの発酵期間が経過したこと。
保存
出来上がったら、冷蔵庫にて保存し使用します。
密封容器にいれ、冷蔵庫での保存期間は6か月ほどです。
塩こうじを取り出す時などは、清潔なスプーンを使います。
雑菌が入り込んでしまうと、食べられなくなってしまいますのでお気を付けください。
冷凍保存も可能です。
たくさん作って、すぐ召し上がらない場合は、冷蔵保存します。
冷凍は1年くらい保存が可能です。
使う分ずつに冷凍しておくと、使うときに楽です♪
塩こうじアレンジレシピ
いつものお料理に調味料として使うだけで、何でも美味しくしてくれます。
豚肉とにんじんの塩こうじ焼き
豚肉が柔らかくなるように、フォークで全体的に穴をあけます。
裏表どちらも行います。
豚肉をたたいて柔らかくしてもオッケーです。
塩こうじを豚肉に揉みこみます。
しっかり密封して、冷蔵庫で半日から一晩休ませます。
焼いたら完成♪
シュウマイの味付けに
シュウマイを作るときの味付けに、塩こうじを入れます。
お弁当のおかずにも
前日の夜、骨付き鶏肉に塩こうじを揉みこんで休ませておきます。
翌朝、フライパンに薄く油を敷いて焼くだけ♪
味付けは、塩こうじだけで十分です。
塩こうじ肉じゃが
いつもの肉じゃがの味つけは、塩こうじだけにお任せです。
鍋に、少量の水をいれそこに、中玉ねぎ一個分いれます。
その上に、エノキなどのキノコ類を重ねます。
その上にじゃがいもを重ねます。
お好みのお肉を重ねて、蓋をして弱火スタート!
火が通ったら、塩こうじで味つけ♪
今回は、ひき肉にしてみました。
お砂糖なしでも、ほっこり甘くとても美味しです!
ごはん類には、お砂糖は使わなくても大丈夫。
煮物などは、玉ねぎを使うと甘味をしっかり出してくれます!
醤油こうじ材料
米こうじ 100g
醤油 100g
以上です!
今回も生麹を使用した分量になっています。
乾燥こうじを使う場合は、醤油を米こうじの倍量にします。
米こうじ
醤油こうじはとてもシンプルな調味料です。
シンプルだけど、とても味わい深くて、お料理を美味しくしてくれます。
シンプルだからこそ、材料には少しこだわりたいかななんて思っています♪
こだわり材料を使い始めると、冷蔵庫の中がスッキリしてくるのも嬉しいポイントです。
醤油
醤油こうじは、米こうじと醤油だけ作ります。
シンプルだかたらこそ、米こうじにも醤油にも少しこだわると、より一層美味しい味になると思っています。
醤油こうじ作り方
保存容器に、直接米こうじを計量します。
米こうじをパラパラにほぐします。
生こうじの場合は、米こうじと同量の醤油を計量します。
米こうじと醤油をスプーンでしっかりと混ぜ合わせます。
発酵しガスが発生することがあるので、作ったばかりの時は蓋を少しずらしておきます。
醤油が少し少なくなって乾いた様子があったら、醤油を少し足します。
最初に米こうじと醤油を混ぜ合わせた時と同じように、米こうじが醤油でひたひたになる位が目安です。
一日一回清潔なスプーンで、よく混ぜ合わせます。
常温で保存します。
醤油が足りないようでしたら、ひたひたに米こうじがひたひたになる位に醤油を足します。
出来上がりの目安
夏場 1週間位
冬場 10日から2週間くらい
完成しました♪
完成の目安
塩こうじと同様です。
- 米麹が手でつぶせるくらいに柔らかくなること。
- 全体的にふっくらしてきたこと。
- 甘い香りがでてきたこと。
- 季節ごとの発酵期間が経過したこと。
保存
こちらも塩こうじと同じです。
醤油こうじができあがるまでは、常温にて発酵しながら、常温保存です。
発酵が完了しましたら、冷蔵庫にて保存します。
冷蔵庫にて3か月から4か月くらいには使い切ります。
使うときは、清潔なスプーンを使用します。
雑菌がはいると、腐敗の原因になってしまうので、そこだけ気を付けてみてください!
保存期間を伸ばしたい場合は、冷凍庫にて保存します。
使い切る分量に小分けにして保存し、日付をマスキングテープで記しラップに貼っておくと便利です♪
醤油こうじアレンジレシピ
とにかく何でも合うのが、この醤油こうじ。
お醤油を使うように、醤油こうじを使えばいいだけです。
こうじの甘味がプラスされたこの醤油こうじは、醤油だけよりも、深い味わいにしてくれます!
お助け調味料の誕生です♪
感謝~!(笑)
まずは、炊き立てごはんにのせてみて!
とにかく炊き立てごはんに、ちょこっとのっけで試してみてください。
たくさんのせると、しょっぱくて食べられません!
と言っても、私が最初に作ったとき、ここぞとばかりにのせてしまい、絶叫した過去があります💦
ちょこっとでも、しっかり深みのある味が最高です。
是非試してみてください。
納豆のタレは使いません!
我が家は、納豆のタレは使いません。
どんなにオーガニックな素材を使っている納豆でもタレには、
・ブドウ糖果糖液糖
・アミノ酸等
・カラメル色素
などが含まれていることがあります。
タレの代わりに、この醤油こうじを少し混ぜてみてください♪
生卵が大丈夫な方は、生卵の黄身をオン!
とろ~りして、もうこれだけで、十分なくらい美味しいごはんに大変身です。
お野菜やお肉に揉みこんで何でもから揚げ
お野菜やお肉に混ぜ込んで、揉みこみます。
半日から一晩冷蔵庫にて休ませます。
片栗粉などをまぶして、揚げたり、揚げ焼きに。
味付けは醤油こうじのみで抜群に美味しいです。
炒めのもの味付けは醤油こうじにお任せ
野菜炒めの味付けは醤油こうじにお任せです。
味付けはこれだけで十分です。
塩こうじや醤油こうじが冷蔵庫に常備してあると、余計な調味料が減って冷蔵庫がスッキリします。
鶏手羽とキャベツの醤油こうじ焼き
鶏手羽を醤油こうじで漬け込み、半日から一晩冷蔵庫にて休ませます。
フライパンにうっすら油を敷いてキャベツと、漬け込んだ鶏手羽と、漬け汁も全部フライパンに。
キャベツの甘味と、醤油こうじの甘味が最高です♪
にんじんの醤油こうじ炒め
フライパンに、オリーブオイル。
にんじんに塩をまぶし、水分が出るまで待ちます。
水分が出てきたら、蓋をして弱火で火にかけます。
火が通ったら、醤油こうじで味付け。
常備菜としても、お弁当のおかずとしても美味しいし、ニンジンの彩りが素敵です。
カレーの深みは醤油こうじにお願い
カレーの味付けに、もう一味足したいときありませんか?
そんな時は、醤油こうじをちょい足し。
味が決まります。
シュウマイの味付けは醤油こうじに
とにかく何でも合うのがこの醤油こうじ。
シュウマイの味付けにも我が家は醤油こうじを使います。
あまった生米麹の保存
塩こうじや醤油こうじに使う生米麹。
私は、100gずつ小分けにして保存しています。
使い切らなった分は、冷凍保存がオススメです。
マスキングテープでラップの上から、日付と100gと書いておけば、計量なしですぐ使えて便利です♪
まとめ
万能調味料の塩こうじと醤油こうじ。
実は簡単に自宅で手作りできる調味料なんです♪
しっかり味付けの主役としても活躍してくれます。
それ以外にも、隠し味として味の深みも出してくれるので、とても重宝しています。
シンプルだからこそ、原材料は少しこだわったものを使うと、より美味しさを追求できるのかなと思っています。
いろんな料理で活躍してくれるので、冷蔵庫の中のたくさんの調味料が必要なくなります。
そのため冷蔵庫がスッキリするのも魅力の一つです♪
毎日お料理のお助け調味料として、少しでもお役に立てましたら嬉しいです。
毎日お疲れ様です。
どうか、休める時はゆっくり休んでお体お大事になさってくださいませ。