やさしいごはんとおやつの選び方

お味噌で腸内環境を整えよう!味噌の素晴らしい8つの栄養素と選び方から保存まで。

日本の伝統調味料である【お味噌】。

最近では腸内環境を整えると話題ですよね。

お味噌は私たちの体をいい方向へと整えてくれます。

そんな嬉しい効果や、保存方法までを徹底深堀り!

この記事はこんな方にオススメ!

・どんなお味噌を使ったらいいか迷っている方。

・腸活に興味がある方。

・食材にこだわりたい方。

くまっち

くまっちは、やっぱり「ちゃんちゃん焼き」くま~!

キナコ

鮭とお野菜とお味噌、美味しいよねぇ!くまっちは、やっぱり鮭すきなんだね~!

味噌の嬉しい栄養素8つ

私たちの身近な食べ物「味噌」。

お味噌汁だけでなく、味噌漬けや、炒め物、煮ものなど様々な食べ方があります。

身近な味噌の素晴らしい・嬉しい栄養素8つをざざっと解説です。

大豆たんぱく質

味噌の原料は大豆。

大豆は植物性タンパク質が豊富です。

タンパク質は、私たちの体を健康的に維持するためには、なくてはならないものです。

筋肉や臓器を構成して、細胞の新陳代謝などや免疫など、体つくりの全般に関わってきます。

味噌は、大豆を発酵させることにより、体に栄養を吸収しやすいのです。

カルシウム

骨の材料になり、心臓や筋肉の活動にも関わり、ホルモンの分泌などをサポートする大切な栄養素です。

味噌には、このカルシウムも豊富に含まれています。

ビタミンE

強い抗酸化力が魅力の栄養素です。

またの名を「若返りのビタミン」といいます。

美肌には欠かせない栄養素の一つです。

活性酸素を取り除いてくれたり、細胞を守ってくれる働きがあります。

ビタミンB2

成長期の子どもの発育には欠かせません。

「発育ビタミン」とも呼ばれているくらいです。

脂質などの三大栄養素の代謝のサポートをしてくれます。

皮膚・粘膜・髪・爪など細胞の再生に関わります。

美容にとっても欠かせない栄養素の一つです。

カリウム

ナトリウムを体の外へ排出する働きがあります。

むくみや高血圧の改善が期待できます。

筋肉の収縮などにも関わるとても大切な栄養素です。

食物繊維

味噌の原料の大豆には、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

水溶性食物繊維には、血糖値の上昇をゆるやかにしてくる働きがあります。

腸内の有害物質を吸着して体の外へ排出してくれます。

善玉菌を増やして、腸内環境を整えてくれます。

サポニン

抗酸化作用があります。

活性酸素を取り除いたり、脂質の酸化を防いでくれます。

体内の余分なコレステロールを排出する働きなどもあります。

イソフラボン

肌の新陳代謝に関わり、肌・髪のハリやツヤを保ってくれます。

骨を丈夫にする働きも。

味噌のように発酵することにより、栄養素の吸収率がアップします。

味噌の栄養素を無駄なく食べよう

くまっち

一つお願いがあるくま!

キナコ

なになに?くまっち。

くまっち

お味噌の栄養素を逃さず食べたいくま~!

キナコ

それなら、オススメの食べ方があるよ~♪

味噌には、素晴らしい栄養素が詰まっていることがわかりました!

大切な栄養素をくまなく取り込みたいを思う、お年頃の今日この頃です。

決めては、ずばり温度!

温度が大切です。

お味噌の栄養を壊さないために、沸騰はさせません。

例えばお味噌汁を作るとき、一緒に煮込むのはNG!

お出汁やお野菜などが入った汁ができたら、一旦火を消します。

少し温度が下がってから、お味噌を溶かし食べるようにすればOKです。

お味噌の風味も、しっかり感じとても美味しいです。

とはいっても、味噌炒めなどの場合は仕方ありません。

煮込んだお味噌も美味しいです!

お味噌汁は、少し温度を下げてから。

その他のお料理は、その時に食べたい調理法で美味しくしっかり栄養素ゲットです!

味噌煮込み料理も最高に美味しいです!

いいお味噌を選ぼう

お味噌の仕込み時期になると、SNSでお味噌作りの様子がアップされていたり。

お味噌作りワークショップの開催があったりと、お味噌作りも大変注目されています。

手作り味噌に勝るものなし!

ですが、美味しいお味噌もたくさんあります。

いいお味噌を選ぶ大切なポイントがあります。

原材料をチェック!

まず裏面の原材料をみてみてください。

どんな材料が使われていますか?

いいお味噌を選ぶ判断ポイントでもありますが、お好みのお味噌を選ぶ上でも、お味噌の原材料チェックは必要です。

きちんと発酵している味噌を選ぼう。

原材料を確認すると、大豆、米、麦、塩などの素材そのものだけが記されているものを選びたいです。

1年熟成や3年熟成なんてワードがあったら、まさにしっかりと発酵している証拠です。

それでも、シンプルな素材以外の原材料がないかは、確認が必要です。

発酵食品には、素晴らしい栄養素がたくさん詰まっています!

せっかく頂く美味しいものは、しっかりとパワーがあるものを頂きたいです。

発酵食品の素晴らしきパワーについては、こちら↓の記事をみてみてください。

こんな味噌は気を付けて!

市販のお味噌には、いろんな種類があります。

せっかくの素晴らしい栄養素たっぷりのお味噌ですが、逆に腸内環境を荒らしてしまう避けたいお味噌もあるのです・・。

お味噌などは、発酵させることによって、栄養価が格段にアップします。

それだけでなく、発酵することにより分解され体への吸収率もアップし、しっかりと素晴らしい栄養素を取り入れることができるのです。

しかし、しっかりと発酵させずに、うま味を添加し発酵時間を省いた商品も・・。

調味料(アミノ酸等)

出汁入りみそ汁というお味噌には、この調味料(アミノ酸等)が含まれていることが多いです。

よく知られている「うまみ調味料」です。

このうま味調味料は、グルタミン酸ナトリウムがほとんです。

グルタミン酸ナトリウムは、高温調理により物質が変化します。

保存料(ソルビン酸)

保存期間を長くするために使われています。

出汁入り味噌という名の味噌には、この保存料を見かけることがあります。

ビタミンB2

着色料です。

黄色く着色するために使われています。

しっかり長期熟成された味噌は、本来の色づきがあります。

美味しくみせるための着色は、必要あるのかな・・と思っています。

酒精・アルコール

味噌の酵母菌は生きています。

熟成が進むと味噌自体の色も濃くなります。

またガスが発生し、容器が膨張することもあります。

それらを防ぐために酵母菌の活動を止める際に使用します。

膨張を防ぐために空気弁を付けている味噌もあります。

美味しいオススメ味噌

美味しく、こだわったお味噌は、たくさんあります。

こちらで紹介しきれません。

地元の道の駅やアンテナショップなどにも、新鮮ないいお味噌もたくさんあります。

こちらの素晴らしい商品はほんの一部です。

ひかり味噌さん

全て有機栽培でこだわったお味噌です。

甘味があり、昆布粉や煮干し粉とこのお味噌だけでも十分美味しいです。


マルクラ食品さん

白みそといったら、このマルクラさんの白みそが大好きです。

白みその無添加商品はとても珍しいです。

こだわり食材と書いてあっても、原材料に酒精やアルコールの記載がほとんど。

とても貴重です。

白みそは、和食だけじゃありません!

チーズのようなコクがあるため、かぼちゃサラダや豆乳スープ、クッキーまで幅広く美味しくしてくれます。

マヨネーズやチーズ系のお料理で、ヘルシーに仕上げたいけど、しっかりうま味やコクが欲しいを叶えてくれるお味噌です!


マルカワみそさん

マルカワみそHPより引用

こだわりの有機食材を使用した貴重なお味噌です。

お味噌も様々な種類があり、お好みのものを選んだり、季節で使い分けるのも楽しいです♪


オーサワジャパンさん

オーサワジャパンHPより引用

オーガニック番長のオーサワジャパンさんです。

夏にさっぱりとお味噌を頂きたいときは、麦みそがオススメです。

爽やかな美味しさが最高です。


海の精さん

海の精HPより引用

こっくりとしっかりした味付けにしたい時には、この豆味噌がオススメです!

特に冬などしっかり味にしたい時は、豆味噌が大活躍してくれます。

豆の感じもしっかりあって、とてもリッチなお味噌です。


味噌の種類と特徴

米味噌

大豆に米麹を加えてつくったものです。

昔ながらの手作り味噌としてよくみかけます。

種類も豊富です。

大豆のコクと、米の甘味があります。

麦味噌

大豆に麦麹を加えてつくったものです。

さっぱりした味わいになります。

暑い夏に、さっぱり食べたい時には、麦みそがオススメです。

白みそ

熟成時間が短く、甘味が強い味噌です。

大豆に多めの米麹を加えて作ります。

和食だけでなく、チーズ風味を出すためにサラダなどにもよく合います。

かぼちゃサラダ・豆乳シチューなどのコクを出すために大活躍してくれます!

豆味噌

愛知県の八丁味噌などで広く知られています。

原材料は大豆と塩と水のみ。

大豆に麹を付けた「豆麹」を使用した、長期熟成の味噌です。

とてもこっくりしているので、冬の寒い時期や煮込み料理などによく合います。

簡単お味噌汁の作り方

お味噌汁を簡単に作って、毎日食べよう提案です!

出汁を毎日とるのは、ちょっと大変です。

毎日とっている方は本当に尊敬します!!

私は、昆布粉末・煮干し粉末・鰹節粉末などをお好みのキノコやわかめやお野菜と火にかけるだけです。

かつおと煮干しが一緒は嫌な方は別でもいいですし、シイタケの粉末なんかもとても味わい深いです。

出汁粉末は、添加物などを使用していないものを使ってみてください。

素材だけのものがオススメです!

切干大根なんかも、とてもよく出汁がでて甘味もでるのでオススメです。

切干大根は、戻さず軽く水で洗ってから、お鍋にお水や昆布粉末と一緒にいれて火にかけるだけ!

昆布粉末じゃなくて昆布そのものがある方は、前日に昆布をお水に入れておいて翌日火にかけるだけでも美味しいお出汁が出ます。

昆布は細かく細切りにして食べれば、栄養を全て頂くことができます。


ポイント

お味噌を入れるタイミングは、具材に火が通り、火を消して少し温度が下がってから。

そうすることにより、酵素が壊れず栄養をしっかり頂くことができます。

寒い日なんかは、お肉もお野菜も出汁粉末も全部いれて、ごはんと梅干しとたくあんと、具沢山のお味噌汁だけだって栄養満点食になります。

鯖の水煮缶を汁ごといれるのも最高です。

トマトやミニトマトとお味噌汁も結構あいます。

いろんな具材と相性がいいです!

お好みのお味噌汁を見つけて、美味しく腸活!オススメです。

味噌の保存方法

味噌はどんな風に保存をしていますか?

私は、昔は冷蔵庫でラップを味噌に密着させて保存していました。

今は風味を落とさないように冷凍保存しています。

味噌は、塩分や糖分を含んでいるため家庭用冷蔵庫では凍りません。

風味を逃さず美味しい状態で食べるために冷凍保存オススメです。

白みそは、冷凍保存すると少し固めになります。

保管は冷凍庫にて行い、使い始めたら冷蔵庫にて保存しながら使い切るようにしています。

まとめ

日本の伝統食品のお味噌!

ものすごいパワーフードであることが分かりました。

食事の中に、汁物が入ると食べすぎも防ぐことができます。

その上、腸内環境を整えてくれる栄養素がたくさん!

もうこれは、食べる以外の選択肢なしでは!?と勝手に思っています。

お出汁をとることも、大変なイメージがありますが、ちゃちゃっと美味しくしてしまうコツもたくさんあります。

毎日のお食事作り、大変ですよね。

素材にこだわった本物のお味噌などは、それだけで十分なくらいに美味しいです。

出汁粉も、今は素材だけのものもたくさん販売されていて、とても便利でその上美味しいです。

是非美味しいお味噌を召し上がってみてください。

こどものおやつも、お味噌おにぎり🍙なんてのもありかな~なんて思っています。

毎日のお料理においしいお味噌。

美味しいお味噌汁で、ほっと一息。幸せタイムになりますように♡

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。