パリッと軽〜い米粉エピ。
焼きたても美味しく、大好きな米粉パンの一つです。
お好み具材を詰められるので、旬のお野菜や、その日の気分で新しい味に出会えるのも嬉しい。
今回は、無農薬新玉ねぎを包み込んでみました。
旬の新玉ねぎの甘みと米粉パンの相性、最高です!
お好み具材で楽しんでもらえる米粉エピ。
パリッと軽〜い米粉パンを召し上がれ♡
・増粘剤などを含まない米粉パンのレシピ
・パリッと焼きたても美味しい米粉パン
・安心素材で作る米粉パン
米粉エピ美味しいよね!新玉ねぎバージョンも食べてみたい!
ありがとう!新玉ねぎの米粉エピ、ぜひ食べてほしい〜!一緒に食べよう♪
米粉エピ材料
<材料>3本分
・無農薬米粉ミズホチカラ 200g
・有機片栗粉 10g
・白神こだま酵母 1.5g
・有機サイリウムハスク 4.5g
・有機砂糖 5g
・自然塩 2.5g
・ぬるま湯(30〜35℃) 195g※
トッピング・・無塩せきベーコン、無農薬新玉ねぎ、有機マスタード、有機黒胡椒など・・。
※水分量は、米粉によって変わります。
基本のソフト米粉まるパンを作ると、米粉の水分量が大体把握できます。
無農薬米粉ミズホチカラ
コバタケファームさんの無農薬米粉ミズホチカラです。
水分吸収率が低いので、初めて米粉パンを作る方も作りやすいです。
とても美味しく、ふっくら仕上がるのでおすすめです。
コバタケファームさんのHPから購入できます。
毎日ごはんのお米や、米粉パンや米粉お菓子作りに使用する米粉は、無農薬栽培や有機栽培のものを選んでいます。
米の慣行栽培では、ネオニコチノイド系農薬を使用していることが多くあります。
ネオニコチノイド系農薬は、昆虫の神経を撹乱させる殺虫剤です。
海外では、ヒトや環境への影響から規制のある農薬の一つです。
日本でも、2050年までに新規農薬へと切り替わる方向です。(「みどりの食料システム戦略」より。)
新規農薬とは?!
新規農薬についても、しっかりみていかなきゃだよね!
有機片栗粉
ムソーさんの有機片栗粉です。
国内産の遺伝子組み換えでない有機じゃがいもを使用しています。
伝統的な「さらし澱粉製法」で丁寧に作られた有機片栗粉です。
片栗粉の「さらし澱粉製法」とは・・
片栗粉の製造工程には、澱粉乳を水で洗浄する「さらし」という工程があります。
通常は、脱汁機により強制分離させてしまうのですが、
「さらし澱粉製法」では、丁寧に時間をかけ行います。
それにより純度の高い、高品質な片栗粉が生産されます。
白神こだま酵母
白神こだま酵母は、発酵力を助ける添加物や保存料などは、一切不使用です。
米粉パンとの相性もとても良く、簡単に美味しい米粉パンを作ることができます。
パン作り5分前に、分量ぬるま湯に溶くだけで、すぐにパン作りをスタートできます。
有機サイリウムハスク
Organic Indiaさんの有機サイリウムハスクです。
アメリカのオーガニック認証であるUSDA認証取得の有機サイリウムハスクです。
サイリウムハスクは、オオバコ属プランタゴ・オバタという植物の種皮(ハスク)を粉末にしたものです。
食物繊維が豊富で、水分を吸収するとゲル状になる性質から、サラサラとした米粉パンをまとめ成形米粉パンにしてくれます。
1日の摂取量に上限のある食物なので、きなこのレシピでは、少しでもサイリウムを少なく作れることを目指しています。
有機砂糖
ナチュラルキッチンさんの有機砂糖です。
ブラジル産の有機サトウキビを使用しています。
グラニュータイプのお砂糖は、パン作りやお菓子作りでも使いやすいです。
未精製の琥珀色も、選びたいポイントです。
やさしいお砂糖を選んでいます。
・ナチュラルキッチンさんの有機砂糖
・風と光さんの有機砂糖
・鹿北製油さんの洗双糖
自然塩
海の精さんのあらしおです。
伊豆大島の海水を使用し、太陽・風・火の力を利用し日本の伝統製塩法により丁寧に作られた自然海塩です。
健康的な身体づくりにも欠かせない塩は、精製されていない塩を選んでいます。
米粉エピレシピ
<作り方>
今回は、無農薬新玉ねぎメインな米粉エピを作っていこうと思います。
トッピングには、無農薬玉ねぎ・無塩せきベーコン・有機マスタード・無添加ナチュラルチーズ・自然塩・有機黒胡椒などを用意しました。
無農薬新玉ねぎを薄切りにしておきます。
ぬるま湯(30〜35℃)に白神こだま酵母を加え、5分おき酵母液を作ります。
水分量は、米粉によって変わります。
米粉の大体の水分量を知りたいときは、基本のソフト米粉まるパンを作ると把握しやすいです。
同じ米粉でも、製造年月日や微妙な差で水分量は多少変わります。
また、こちらのレシピはほったらかし時間を設けているので、多少の水分量の変化は対応できます♡
別のボウルに、無農薬米粉ミズホチカラ・有機片栗粉・自然塩・有機砂糖・有機サイリウムハスクをいれ、泡立て器でぐるぐると混ぜ合わせておきます。
ハード系米粉パンは、混ぜの回数を少なくしパリッと美味しいハードパンにしたいので、サイリウムハスクは先入れします。
・・酵母液5分後
先ほど混ぜておいた米粉類を加えゴムベラで混ぜます。
生地が軽くまとまるまで2分ほど混ぜます。
生地は緩い状態ですが、大丈夫です。
密封をし、5分おきます。
『混ぜ→5分休み→混ぜ』(きなこのボリュームアップ製法)
この工程を取ることで、ふっくらとしたボリュームのある米粉パンに仕上がります。
また、サイリウムも少なく作ることができます。
・・5分後。
カードなどを使用し、1分30秒〜2分ほど混ぜます。
今回は、いつもより水分吸収率が低かったため、カードで混ぜています。
手で混ぜられるくらいの状態でしたら、手で混ぜてもOK!
2分混ぜました。
今回の米粉は水分吸収率が低いため、生地が緩めです。
このように生地が緩めの場合は、霧吹きなしでOK!
生地のまとまりがしっかりしている場合は、軽く霧吹きをします。
しっかり密封し、常温で50分発酵します。
ほったらかし時間をしっかり設けることで、多少の水分吸収率の違いもカバーできます。
常温発酵完了したら、35℃10分発酵します。
動画もあります♡
発酵完了後、天板ごとオーブンを250℃に予熱スタートします。
発酵完了した生地を取り出し、軽く混ぜます。
手・捏ね台・生地表面に圧搾製法なたね油を塗ります。
生地を3分割し、、それぞれ成形していきます。
オイルを手に取り、生地を転がしながら丸め、表面をつるんとした状態にします。
捏ね台で転がし、細長い円にしたら、手で生地を押さえます。
お好み具材を乗せます。
・無塩せきベーコン、無農薬新玉ねぎ、自然塩、有機マスタード
・無農薬新玉ねぎ、有機黒胡椒、自然塩
などをそれぞれ詰め込みました。
生地の両端を閉じます。
具材を詰めすぎると、とめにくいので、とめやすい量に調整します。
私は、いつも詰め込みすぎて、パンパンになっています💦
閉じ目をしっかりとめ、閉じ目を下にして生地を整えます。
クッキングシートにのせ、クッキングシートを利用しながら生地の表面を整えます。
表面に低温圧搾有機オリーブオイルを塗ります。
お好みの(圧搾製法)植物油でOKです。
好みで無農薬米粉をふるいます。
もちろんなくてもOKです。
生地を挟みでカットし、左右に寄せていきます。
予熱が完了したオーブンの天板にさっと生地を移し、庫内に霧吹きをし
240℃15分焼成します。
完成です♪
パリッと軽い、焼きたて最高な米粉エピ。
ぜひ召し上がってみてください♡
まとめ
エピは米粉がおすすめです!
と、お伝えしたいくらいに美味しい米粉エピ。
今回は、以前のレシピを改良し、よりパリッと美味しく仕上がるようになりました。
焼きたてのあの美味しさを、ぜひ味わってみてください♡
米粉ハードパン作りのポイント
・サイリウムハスクは先に入れる。(混ぜを少なくするため)
・全体の混ぜの回数を少なく仕上げる。
・イースト量を少なくし、じっくり発酵時間をとる(ほったらかし時間)ことで、パリッと軽いハードパン。
・高温で、一気に焼き上げることで、パリッと美味しいハードパンになる。
また、ほったらかし時間を設けることにより、同じ米粉でも変わる水分吸収量の変化に対応することができます。
ボリュームアップ製法(混ぜ→5分休み→混ぜ)を採用することにより、サイリウムが少なくボリュームのある米粉パンに仕上げることも目指しています。
と、いろいろ書きましたが、混ぜが少なくほったらかし時間が多いので、とっても簡単に作れる米粉パンです。
お好み具材を挟んで、美味しい米粉エピタイムになりますように。
最後まで、読んでくださりありがとうございます!
毎日いろんなことがあるかと思いますが、
ほっと安らぐ穏やかな時間がありますように✨