やさしいごはんとおやつの選び方

選ぼう「安心チーズ」「避けたいチーズ」気を付けたいチーズに含まれる添加物と、オススメチーズ5選

とろ~り美味しいチーズ。

毎日のお料理はもちろん、お菓子作りにも大活躍のチーズです。

今回はチーズの避けたい添加物と、安心チーズの選び方です。

私たちの身近な食べ物「チーズ」について、ちょっと深堀りです。

この記事はこんな方にオススメ

・チーズの添加物が気になる方。

・安心チーズを選んでいきたい方。

・こだわり食材を選んでいきたい方。

くまっち

チーズチーズ!とろ~りチーズ大好物くま~!

キナコ

とろ~りチーズ美味しいよね♪チーズについて、一緒にみていこうね!

プロセスチーズって何?ナチュラルチーズって何?

「チーズ」と一言でいっても、様々な種類があります。

「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」。

まずは、この違いについてみていきます。

ナチュラルチーズ

生乳・クリーム・バターミルクなどを原料として、レンネットと呼ばれる酵素を加えて固めます。

ここから、ホエイ(乳清)を排出します。

塩水に浸したり、温度・湿度などを調節させて熟成させたりします。

比較的添加物がないものが多いです。

中には、着色料などが添加されていることもあります。

プロセルチーズ

プロセスチーズの原料はナチュラルチーズです。

ナチュラルチーズを1種類や数種類します。

原料を細かく砕き、高温で溶かし、型に流して固めます。

ナチュラルチーズを溶かして、固めてまとめるという工程に、どうしても乳化剤が添加されることが多いです。

臭みも少なく食べやすいのですが、その他の添加物も加わっていることが多い気がします。

チーズの添加物をみていこう

チーズに使われる添加物について、少しみていきます。

乳化剤

プロセルチーズに含まれていることが、ほとんどです。

チーズをまとめるために、どうしても乳化剤の力が必要になります。

この乳化剤は、チーズだけでなく、登場頻度が高い添加物の一つです。

乳化剤は、何種類使用されていても「乳化剤」のみの記載になります。

どんなものが使われているのか不明な上に、数種類もの添加物を取り込む可能性が高くなります。

そのことも、乳化剤を避けたい理由になります。

『DNA再起動 人生を変える最高の食事法』(シャロン・モアレ著)の中では、『乳化剤フリーの生活』を第一に提案しています。

レシチン(乳化剤)

「乳化剤(レシチン)」と、記載されているものがあります。

自然食品店に並ぶチョコレートなどに使われている場合があります。

卵黄レシチンと大豆レシチンがあります。

食品はほとんどの場合大豆レシチンです。

この場合の乳化剤は、避けなくて大丈夫です。

~前略~大豆由来レシチンに含まれる大豆たんぱく質の量は極めて微量であるが、レシチンが原因でアレルギー反応については文献に報告がある。~後略~

内閣府 食品安全委員会HPより

大豆アレルギーのある方は、このような報告もあるので、医療機関などに相談するなどして確認してみてください。

リン酸塩

多くの食品に使われています。

「リン酸塩」の表示以外で様々な食品に使用されています。

「乳化剤」の表示で「リン酸塩」が使われていることも多くあります。

とくに、チーズの場合は乳化剤としてリン酸塩を使用することがあります。

この「リン酸塩」。

専門家によって、様々な見解があります。

リン酸塩は普通の食事でもじゅうぶん摂取されるのもです。ですから、添加物でさらに摂取すると、過剰摂取になります。リン酸塩を過剰摂取すると、子供から大人まで骨がもろくなります。骨粗鬆症の原因になるので、お年寄りは特に注意してください。さらに、リン酸塩の過剰摂取はマグネシウムの吸収を抑制します。(中略)このことは、栄養学の教科書にもかいてあることです。

『長生きしたければ、原材料表示を確認しなさい!』小藪 浩二郎著

様々な食品に使用されている「リン酸塩」。

気が付かぬうちに、多量に摂取してしまう可能性があります。

私は、賛否があるものは、できる限り取り込まないことを選んでいます。

ソルビン酸カリウムなどの保存料

チーズやウィンナー・水産練り物など多くの食品で使われています。

カビや腐敗などを防ぐための「保存料」として、使われています。

ソルビン酸カリウムは、ウィンナーやハムなどの加工品の発色剤として使用頻度が高い「亜硝酸ナトリウム」との組み合わせが心配されています。

こういった保存料などは、単体で使用されていることは少ないです。

添加物などの安全性テストなどは、もちろん施行されているかと思います。

しかし様々な添加物を摂取する複合摂取に対しては不明です。

そして私たちの身体は、一人一人違います。

私は、どちらか選ぶなら「食べる人の健康」を第一に考えてくれている生産者さんを選んでいきたいです。

セルロース

結着防止剤として使わています。

チーズを細かくした際に、チーズ同士がくっつかないようにするためです。

セルロース自体は、不溶性の食物繊維でほとんどの食物に含まれています。

食物繊維として、消化・吸収されずに排出されるものです。

どのように製造されているのか、不明が点があります。

セルロースが添加されているチーズと、

セルロース不使用のチーズ。

私は、後者のセルロース不使用のチーズを選んでいます。

カラギーナン

安定剤・増粘剤・ゲル化剤などの働きがあります。

アイスクリーム・ゼリー・乳飲料・缶コーヒー・焼肉のタレなど・・様々な食品で使用されています。

海藻類(紅藻類)から抽出されます。

海藻を原料とする抽出物のため、安全という専門家。

胃腸に異常をきたす可能性があるという専門家。

様々な見解があります。

私は、遠くで見守る方をとりあえず選んでいます。

選びたい!安心で美味しいチーズたち

ここからは、美味しいチーズの登場です!

じゃじゃーん!

北海道十勝産の生乳と塩のみで作られたチーズです。

チェダーチーズ  60%

ゴーダチーズ   20%

モッツァレラチーズ20%

セルロース不使用のとろけるチーズです。

pH調整剤不使用のとても貴重なモッツァレラチーズです。

ちょっといいスーパーなどで、ちょっといいお値段のモッツァレラチーズを発見しても、だいたいPH調整剤など使用のものが多いです。

完全放牧・ホルモン剤不使用・治療目的以外の抗生物質不使用の環境で育てた生乳を使用しています。

凝乳酵素の動物性レンネット不使用。

微生物由来のレンネットを使用しています。

チーズが主役の焼いて食べるチーズです。

カチョカバロ。

原材料は北海道産の生乳と塩のみ。

オーガニックチーズのとろけるチーズです。

完全放牧・ホルモン剤不使用・治療目的以外の抗生物質不使用の健康的な環境で育てた生乳を使用。

オーガニックの厳しい基準をクリアしている、とても貴重なチーズ。

原材料は、有機生乳・食塩・有機タピオカ粉。

原材料は、北海道十勝産の生乳と塩のみ。

サンドイッチに挟んでも美味しい。

炊きたてごはんに封じ込めても美味しい。

上部をカットして、チーズフォンデュにも大変身します。

まとめ

毎日お料理や、お菓子つくりでも登場回数が多いチーズ。

スーパーやコンビニなど、どこでも手に入ります。

幼稚園や小中学校の給食でも定番メニューです。

我が家では、子どものおにぎりの中にこっそりいれて、サプライズ登場させると、

喜んで完食してくれるので、チーズ様にたくさん助けてもらっています!(笑)

そんなチーズも、様々な種類が販売されています。

もちろん好みはあるかと思いますが、出来る限りナチュラルなチーズの選び方を書いてみました。

たくさんの商品が販売されている現在。

少しだけ原材料をチェックして、身体や環境にいいものを提供してくれる生産者さんを見つけてみるのは、いかがでしょうか。

私たちの身体は、食べたもので出来ています。

私たちの住む環境は、私たちの毎日の行動により汚れてしまったり、少しでも保てたり。

これから大きくなる、未来の子ども達に。

少しでも、いい環境をつくっていってあげたいなと思っています。

まずは自分の身近なところから。

健康を環境をしっかりとみつめてくれる生産者さんを応援しながら、

私たちも資本である身体を大切にしてけたらいいのかな・・なんて。

毎日いろんなことがあるかと思いますが、

少しでも笑顔の瞬間がありますように。

少しでもゆったりとした時間がありますように。

美味しいものを食べて、ほっとできますように。

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。