基本の米粉シフォンケーキレシピの改良版です。
小麦粉なしベーキングパウダーなし牛乳などの乳製品もなしの米粉のシフォンケーキです。
この基本のレシピをおさえれば、アレンジも自由自在です。
使う材料も少なく、とてもシンプルです。
ふわふわ しゅわ~な米粉シフォンケーキを作りたい方は是非!
・米粉シフォンケーキのレシピをお探しの方。
・米粉お菓子作りにご興味がある方。
・こだわり食材をお求めの方。
ふわふわ しゅわ~な米粉シフォンケーキ食べたいくま♡
ありがとうくまっち!一緒に作っておやつにしようね♪
米粉シフォンケーキの材料
製菓用有機米粉 80g
平飼い有精卵 卵白 5個分
平飼い有精卵 卵黄 4個分
有機砂糖 60g
圧搾製法なたね油 30g ※1
有機無調整豆乳 25g
水 25g
有機バニラエクストラクト 3g
自然塩 ふたつまみ ※2
※1 米油や太白ごま油などクセのない植物油での代用オッケーです。
※2 自然塩はひとつまみでも、なくてもオッケーです。
製菓用有機米粉
私はお米が大好きで、毎日のごはんやお菓子作りにも米粉を多く使用しています。
お米の栽培にはネオニコチノイド系の農薬を使用していることが多いです。
そのため、お米は無農薬栽培のものを選んでいます。
私は、こちらの有機米粉を選んでいます。
有機食材を多く取り扱っている「桜井食品」さんの有機米粉です。
・国内産有機うるち米100%使用です。
・製菓用に細かく製粉してある米粉のため、ケーキはふんわり クッキーはさっくりと仕上がります。
平飼い有精卵
お料理やお菓子作りで大活躍な卵。
卵を選ぶときのポイントは、鶏が元気に動き回って安心な環境で生活できているかどうかです。
鶏が安心な環境とはどんな環境?
・鶏が自由に自身の羽を広げられて、のびのびと動き回れる環境
・太陽の光や自然の風を鶏たちが当たり前に感じられる環境
・エサに遺伝委組み換えの作物等が含まれていない
・エサに抗生物質などを含んでいない など・・
安く販売されている卵の裏側には、「ウィンドレス鶏舎」があります。
「ウィンドレス鶏舎」とは、窓がなく 太陽の陽りも自然の風も届かない 自分の備わった羽を自由に広げることも許されない程狭い空間での飼育方法です。
世界は「アニマルウェルフェア」の流れで「平飼い」が主流になりつつあります。
「平飼い有精卵」というと、なんだか聞きなれず身近なところでは手に入らないような気がしいませんか?
ちょこっと、スーパーの卵コーナーをのぞいてみてください。
「あれ?前から売ってた?」と思うことがあるかもしれません。
身近なスーパーでも「平飼い有精卵」販売していることがあります。
・鶏がのびのびとした環境で、自由に動き回れる平飼い有精卵
・エサに遺伝委組み換えの穀物等を一切使用していない
・鶏たちが健康に過ごせるようにエサの配合にも、こだわっている
・洗卵に危険な薬品等を一切使用していない
という、とても鶏のことも、環境のことも、食べる人のことも大切に考えられた素晴らしい卵です。
圧搾製法なたね油
クセがなく万能オイルのなたね油。
炒め物はもちろん!
ドレッシング作りから、揚げ物までなんでも美味しく使えます。
オメガ9系の脂肪酸がオリーブにオイルに次いで多く含まれています。
菜種油は酸化しにくい油なので、どんなお料理でも、とても使いやすいです。
毎日のお料理に欠かせない油。
毎日使うものだからこそ、気を付けたいポイントがあります。
油選びの押さえておきたいポイント
①原材料が遺伝子組み換えでないもの。
②石油系の溶剤を使用していない、圧搾一番絞りのもの。
③ろ過の過程でも薬剤等一切不使用のもの。
なたね・大豆・トウモロコシなど油の原料になるものは、海外からの輸入がほとんどです。
その際、気を付けたいのが「遺伝子組み換え」。
毎日使うものだからこそ、信頼あるメーカーさんを選びたいです。
「遺伝子組み換えでない」「圧搾一番絞り」油を選ぶときは、この2つのワードがあるものがオススメです。
・原材料は遺伝子組み換えでない(非遺伝子組み換え)菜種使用。
・石油系の溶剤不使用の圧搾一番絞り。
・ろ過の過程でも、薬剤等一切不使用。
など、とてもこだわった油です。
クセがなく、どんなお料理にも大活躍してくれます。
こちらも、とてもこだわったなたね油です。
・原材料は遺伝子組み換えでない(非遺伝子組み換え)菜種使用。
・石油系の溶剤不使用の圧搾一番絞り。
・ろ過の過程においても、薬剤等一切不使用の徹底ぶり。
クセがないので、植物油を使用するお菓子作りでも大活躍です。
普段のお料理でも、炒め物はもちろん、ドレッシングから揚げ物まで何でも使える万能型オイルです。
圧搾製法米油
健康志向の方に、とても注目されている米油。
栄養価も高く、クセもなく選びたい植物油の一つです。
米油を選びたいポイント
・「スーパービタミンE」と呼ばれる抗酸化作用の強い「トコトリエノール」が含まれています。
・食物繊維が豊富な「植物ステロール」が含まれています。
・抗酸化作用があり、身体の細胞を強化してくれるビタミンEが豊富です。
・ɤオリザノール(ガンマオリザノール)と呼ばれる、米油特有の栄養分は抗酸化作用があります。
・オレイン酸とリノール酸などの脂肪酸のバランスがとてもいいです。
こんなに素晴らしい米油。
しかし市場にある米油のほとんどが石油系の溶剤を使用し抽出している、溶解抽出法でできたものです。
油をろ過する過程でも薬剤を使用しています。
せっかく健康的な米油を選ばれるのなら、より健康的なものを。
・原材料は遺伝子組み換えでない(非遺伝子組み換え)の米を使用しています。
・石油系の溶剤は一切不使用の圧搾一番絞り。
・ろ過の過程でも薬剤等一切不使用。
こだわり抜いた米油です。
米油は、米ぬかから作られる植物油です。
市販の米油のほとんどは、石油系の溶剤を使用したもの。
圧搾一番絞りの米油で、お求めやすい価格は、とても貴重です!
有機砂糖
毎日ごはんでは、お砂糖はほぼ使用していません。
ケチャップなどに入っているなど、調味料以外は一切使用していません。
お菓子作りでは、有機砂糖を使用しています。
有機素材の製菓材料を豊富に取り揃えている「ナチュラルキッチン」さんのものです。
ブラジル産の有機サトウキビが原料の有機キビ糖です。
私は、グラニュー糖タイプの有機砂糖を購入し、自宅にてミルサーで細かく挽いて使用しています。
細かくすることにより、食材にお砂糖がすぐ溶けて、調理しやすくなります。
健康志向の方に注目されている「甜菜糖」。
この甜菜糖は、砂糖大根からとれるお砂糖です。
砂糖大根の栽培には、ネオニコチノイド系の農薬を使用していることが多いです。
そのため、せっかく健康的なお砂糖を選ぶなら、有機甜菜糖がオススメです。
やさしい甘さがとても美味しいです。
有機無調整豆乳
植物性タンパク質がとれる、頼もしい大豆製品。
そんな大豆製品を選ぶとき、気を付けたいことは2つ!
・「国産大豆100%使用」(グリホサート不使用のもの)
・「有機JAS認定大豆100%使用」
この2つです。
このポイントを意識する理由は「遺伝子組み換え大豆」を避けるためです。
大豆製品の多くは外国産のものです。
外国産の大豆は遺伝子組み換えが心配です。
現段階では国産大豆の遺伝仕組み換えは禁止されているため、
「国産大豆100%使用」と「有機JAS認定大豆100%」使用は、遺伝子組み換えを避けることができます。
あわせて、最近国内産大豆にグリホサート(除草剤)を使用しているメーカーもあるので不使用かどうかの注意も必要です。
有機無調整豆乳といったら、「マルサン」さんです。
200mlと1000mlと2つのタイプがあります。
私は、使い切りの200mlタイプをいつも使用しています。
有機バニラエクストラクト
海外認証の有機バニラビーンズを使用しています。
有機バニラビーンズを水とアルコールにつけてバニラ液を抽出しています。
化学香料は添加されていない、ナチュラルフレーバーです。
その他、薬品を使用してのアルコール抽出は行っていない、こだわりの「バニラエクストラクト」です。
お菓子作りに使用すると、とても香りがよくリッチな味わいになります。
自然塩
毎日のお料理や、身体つくりに欠かせないお塩。
精製塩でなく、ミネラルを豊富に含んでいる「自然塩」がオススメです。
私はお菓子作りでも、ひとつまみ自然塩を加えています。
米粉シフォンケーキの作り方
準備しておくこと✎
・オーブンを190℃に予熱しておく。
・材料を計量しておく。
左から
・有機砂糖
・圧搾一番絞り菜種油+有機バニラエクストラクト
・有機米粉
・有機無調整豆乳+水
をそれぞれ用意しておきます。
平飼い有精卵を卵白5個分と卵黄4個分に分けておきます。
卵白は、冷凍庫でしっかり冷やしておきます。
卵白は、冷凍庫でしっかり冷やしておきます。
卵白の周りに透明の膜ができる位まで、しっかり冷やします。
卵黄をほぐし、用意しておいた圧搾一番絞り菜種油と有機バニラエクストラクトを投入し、
卵黄をしっかり混ぜます。
用意していた有機無調整豆乳と水をいれ、しっかりと混ぜ合わせていきます。
有機米粉をふるい入れます。
米粉は、粒子が細かくふるう必要はないのですが、私はふるっていれています!(笑)
少しでも「ふわっと」させたいという気持ちからです。
泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
冷凍庫でしっかり冷やして卵白を取り出します。
卵白の周りに透明の膜ができるくらいまで、冷凍庫でしっかり卵白を冷やします。
卵白に自然塩をふたつまみ入れます。
自然塩はひとつまみでも、なくてもオッケーです!
まずハンドミキサーを低速にして約1分間、しっかりと卵白をほぐしていきます。
有機砂糖を3回にわけて投入します。
・1回目・・砂糖を卵白に広げるイメージ
・2回目・・砂糖を卵白にすりこむイメージ
・3回目・・砂糖を全体になじませるイメージ
最後に、ハンドミキサーを低速にして約1分間メレンゲのキメを整えます。
メレンゲのツノが軽くおじぎする位に仕上げます。
ツヤっとつややかな、柔らかさのあるメレンゲに仕上げます。
※メレンゲについては、次章で詳しく説明します。
メレンゲを1/3ずつ卵黄生地と混ぜ込んでいきます。
メレンゲの1/3量を卵黄生地にいれ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
次のメレンゲの1/3量をいれ、ゴムベラでふんわり混ぜ合わせていきます。
全部混ぜ切る前に、最後のメレンゲの投入です。
ゴムベラでメレンゲをふわっと広げ、ゴムベラをボウルの底面と側面に沿わせながら手首を返し、
やさしく混ぜ合わせていきます。
オイルなどを塗っていない方に生地を流していきます。
菜箸などで、生地の中をぐるぐるとして、空気を抜いてきます。
生地を均一に焼き上げるために、ゴムベラでぐるっとあとを付けます。
焼きあがったら、型を上からパンと落とし焼き縮みを防ぎます。
すぐさま逆さまにして、完全に冷ましていきます。
完全にさめたら、ラップでぐるぐると巻き密封させ乾燥を防ぎます。
冷蔵庫で一晩寝かせます。
レシピの途中ですが、動画もあるくま♡
・・翌日です。
パレットナイフを型の側面にさし、ぐるっと一周させます。
パレットナイフは、型の側面にしっかりあてていきます。
パレットナイフを中央に一刺しずつしながら、ぐるっと一周させます。
側面の方をすっと持ち上げ、外します。
底面にパレットナイフを一刺しずつさし、底面の型も外します。
メレンゲの極意
シフォンケーキを美味しくするポイントは「メレンゲ」!
シフォンケーキを美味しくするために、一緒にメレンゲを極めましょう!
メレンゲを極めるポイント
①卵白はしっかりと冷やしておく
②まずはハンドミキサー低速で卵白をしっかりとほぐす
③メレンゲはハンドミキサーの高速でつくっていく
④お砂糖を3回にわけて、卵白になじませていく
⑤最後のハンドミキサーの低速でメレンゲのキメを整え、つややかに
卵白はしっかり冷やしておく
キメの細かいメレンゲを素早く仕上げるために、卵白は冷凍庫で冷やしておきます。
卵白の周りに、透明の膜ができる位まで、しっかりと冷やします。
最初は卵白をほぐす
最初の1分間は、ハンドミキサーは低速です。
ハンドミキサーの低速で約1分間ほどかけて、卵白をほぐしていきます。
そうすることにより、卵白が広がりボリュームができます。
ハンドミキサーはずっと高速
卵白がほぐれたら、ハンドミキサーは高速でメレンゲを作っていきます!
お砂糖は分けて入れる
卵白にはお砂糖を3回に分けていれます。
お砂糖をいれたら、卵白にお砂糖をなじませます。
・1回目は・・お砂糖を卵白に素早く広げます。
・2回目は・・お砂糖を卵白にしっかとすり混ぜていきます。
・3回目は・・お砂糖を全体に素早くなじませます。
お砂糖は細かく挽いてある方が、卵白にすぐなじみます!
メレンゲは素早く仕上げていきます!
その際、お砂糖がさっとなじむよう、私はミルサーで細かく挽いた有機砂糖を使用しています。
最後はキメを整えつややかに仕上げる
卵白にお砂糖がしっかりとなじんだら、最後にハンドミキサーを低速にして約1分間メレンゲのキメを整えていきます。
メレンゲは、軽くお辞儀するツノが立つように仕上げます。
見た目はツヤっとした、つややかなメレンゲです。
しっかりしすぎるメレンゲは、卵黄クリームとなじませるのに、混ぜこみの時の回数が増えてしまいます。
そうなってしまうと、せっかく仕上げてメレンゲの泡がつぶれてしまい、ふんわりとしたシフォンケーキでなくなってしまいます・・。
ふわふわに仕上げるためにも、メレンゲは柔らかさもあるツヤっとしたものに仕上げます。
オススメの道具
シフォンケーキ型
シフォンケーキは、型に生地が張り付きながら膨らんでいきます。
そのため、シフォンケーキの型は、テフロン加工でないものがオススメです。
今回のレシピは17cmのシフォンケーキ型を使用しています。
ハンドミキサー
ハンドミキサーは、種類によって速度が変わります。
低速・中速・高速が5段階に分かれるものが多いです。
私は、このタイプのハンドミキサーを使用しています。
使いやすいハンドミキサーをみつけてみてください♪
ステンレスボウル
ボウルはガラス・ホーロー・ステンレスなど様々なタイプのものがあります。
私は、軽くて丈夫なステンレス製ものを選んでいます。
ステンレス製も様々なものがありますが、高品質な18-8ステンレスがオススメです。
メレンゲを作るときも、ボウルの深さや広さによっても仕上げが変わってきます。
私は、卵白4個や5個使用する際は「ラ・パーゼ」さんの27cmを使用しています。
卵白3個や2個使用する際は、21cmを使用しています。
使いやすいものを見つけてみてください♪
キッチンスケール
お菓子作りで欠かせないキッチンスケール。
私が使いやすいと思うキッチンスケールの特徴
・0.1gと1g単位のどちらの計量もできる。
・ボウルなどを乗せてから0gスタートができる。
ドライイースト・自然塩・ベーキングパウダーなどは0.1g単位で測定したいので、
細かい計量ができるものがオススメです。
まとめ
今回は、米粉のシフォンケーキの改良版レシピでした。
以前のレシピより、もっとふわふわ しゅわ~な米粉シフォンケーキになっています。
材料と工程が少し、変わったので米粉シフォンケーキ作りの参考になってくれたら、嬉しいいです。
シフォンケーキは、メレンゲを極めることが大切です。
ツヤっとして、伸びのあるつややかなメレンゲを一緒に作っていきましょう♪
どんな毎日をお過ごしでしょうか。
ゆっくり休める時間を作ってあげていますでしょうか?
どうか大切なあなたを大切にしてあげてください。
ゆったりと、温かい時間を作ってあげてください。
何より、あなたご自身を大切にしてあげてくださいね☆ミ
毎日いろんなことが、あるかと思いますが
笑顔の瞬間がありますように。
いい日になりますように。