甘くて美味しいいちご🍓
赤くて可愛いいちご🍓
子どもにも大人気のいちごは好きですか?
ケーキに飾っても可愛いし、お口がさっぱりして美味しいし私は大好きな果物の一つです。
きっとお好きな方も多いいちごのお話。
なんとなーく、いちごの残留農薬について聞いたことがある方もいるかと思います。
今回は、
・嬉しいいちごの栄養素
・いちごの避けたい農薬について
・安心いちごの選び方
についてちょこっと深堀していきます。
・美味しいいちごの栄養素をちょっぴり知りたい方。
・いちごの残留農薬について心配な方。
・安心いちごを選びたい方。
いちご🍓いちご🍓やっぱりいちご大福が食べたいくま♡
あはっ!いちご大福美味しいよね♡私は、そのままがぶりだな!(笑)
いちごの嬉しい栄養素6選
甘くて美味しい可愛いいちご🍓
いちごは好きですか?
フルーツだから酵素を含んでいて、「なんとなーく美容によさう」ってイメージがあります。
そんないちごの嬉しい栄養価や美容健康にどんな効果があるのかみていきます。
まずは、いちごの栄養価をみていきましょう♪
いちごの栄養価
いちごの栄養価をみてみます。
生食いちご | 100gあたり |
エネルギー | 31㎉ |
カリウム | 170mg |
カルシウム | 17mg |
鉄 | 0.3mg |
葉酸 | 90㎍ |
ビタミンC | 62mg |
食物繊維 | 総量1.4g (水溶性0.5/不溶性0.9) |
生食のいちごには、カリウム・葉酸・ビタミンC・食物繊維などが豊富に含まれています。
いちごは、可愛くて美味しいだけじゃないくまね♪
可愛くて美味しいいちご♡
嬉しい栄養素について、それぞれどんな効果があるのかみていきます。
カリウム
カリウムは体内のナトリウムを排出する働きがあります。
そのため、血圧コントロールに役立ちます。
むくみ予防やむくみ改善にも嬉しい効果があります。
その他、筋肉の収縮をゆるめたり、健康維持のは欠かせないミネラルの一つです。
カルシウム
カルシウムも豊富に含まれているいちご。
カルシウムは丈夫な骨や歯をつくる材料になります。
筋肉や神経の活動やホルモン分泌などにも欠かせない大切なミネラルの一つです。
また、カルシウムは神経の興奮を抑え、精神安定にも役立ちます。
ビタミンC
いちごは、ビタミンCが豊富に含まれています。
その含有量はレモンに匹敵するほど!
10粒前後で一日のビタミンC摂取量をゲットできます!
・ビタミンCは、皮膚・骨・筋肉・血管などを守り強くしてくれます。
・体内のコラーゲン生成にも関わっています。
・抗酸化作用があり、身体の酸化から守ってくれる強い味方です♪
・感染症予防にもビタミンCは大きな役割があります。
積極的にとりたいミネラルの一つです。
ビタミンCってすごいくま!紫外線からも守ってくれて、くまちのお肌にも必要くま♡
鉄
いちごには微量ですが、鉄も含まれています。
鉄は、全身に酸素を運んだり、エネルギー代謝にも関わる大切なミネラルの一つ。
鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がります。
ビタミンCが豊富ないちごは、鉄を豊富に含む食べ物と一緒に食べることで、鉄の吸収率アップ効果を助けてくれます!
葉酸
いちごの葉酸の含有量は果物の中でトップ!(「日本食品標準成分表七訂」より)
葉酸はビタミンB12とともに赤血球の合成に関わります。
妊娠中や成長期の子どもには欠かせないビタミンB群のひとつです。
食物繊維
食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とあります。
いちごは、どちらの食物繊維も含まれています。
水溶性食物繊維・・血糖値の上昇をゆるやかにし、生活習慣病予防にも役立ちます。
また、腸内の有害物質を排出する働きもあります。
不溶性食物繊維・・便のかさをふやし、便秘解消に役立ちます。
肥満を防ぐ効果もあります。
いちごの残留農薬率が高すぎる
甘くて美味しい大人気のいちご。
美味しいいちごの気を付けたいポイントをみていきます!
いちご栽培での農薬使用回数は45回!?
いちごの農薬使用回数は平均して約45回と言われています。
いちご催場の農薬に対する観光栽培の標準的な農薬散布回数は、長崎県の65回をトップにして、福岡県、熊本県、栃木県など17府県が50回以上となっている。埼玉県、愛知県など7県は設定されていない。この7県を除いた平均の標準的な散布回数は約45回となる。
有機農業ニュースクリップより
どうして、いちご栽培にはこんなも農薬使用が必要なのでしょうか?
次にいちご栽培に農薬が多く使用される理由についてみていきます。
いちご栽培に農薬が必要な理由
どうして、いちご栽培に多くの農薬散布が必要なのでしょうか?
いちご栽培に農薬が必要な理由は3つあります。
・いちごは本来、冬には存在しない。
・ビニールハウス栽培。
・私たちは美しいいちごが好き。
いちごは本来、冬には育ちません。
クリスマスケーキなどに使われるために、冬にもたくさんのいちご栽培が行われています。
本来、自然界に冬のイチゴは存在しないものです。それを季節に逆らって加温しながら育てているのですから、植物にとってはものすごいストレスになります。当然、病気にかかりやすくなりますから、農薬をたくさん使うことになります。その農薬がイチゴに残留しているはずですよ。
本当は危ない国産食品 奥野修司著
上記の著書の中で、古いビニールハウスの危険性も伝えられています。
ビニールハウスが古くなり、ビニールハウスに含まれている可塑剤が落ち、作物に浸透していくとのこと。
可塑剤とは・・
ある材料に柔軟性や弾性を与えるために添加される物質の総称である。(Wikipediaより引用)
美しいいちごを栽培するためにも、害虫から守るために、多くの農薬が必要になります。
いちご栽培に使われいてる特に避けたい農薬について
冬でも美味しい美しいいちごを栽培するためには、どうしても農薬使用量が多くなっていますことは前章でわかりました。
そんないちご栽培で使用されている農薬のうち、とくに気を付けたい農薬があります。
・ネオニコチノイド系
・プロシミドン
どちらの農薬も海外では規制の対象になっている農薬です。
ネオニコチノイド系農薬・・
昆虫の神経をかく乱させる殺虫剤。
効き目が長く強いことから、一年栽培の果物・お米・緑茶などに多く使用されています。
ミツバチの大量失踪などの原因ともいわれており、海外では「脱ネオニコチノイド」の流れになっています。
プロシミドン・・
ジカルボキシイミド系の殺菌剤です。
効き目が強く長いことから、野菜やいちごなどに多く使用されています。
内閣食品安全委員会HPより「プロシミドン」は内分泌撹乱作用などの毒性作用を持つ可能性がるため、プロシミドンを含む農薬の使用を認可するものの、認可期限を設けることになった」との旨を発表しています。
殺菌剤としてのみ使用可能となっています。
EUでは規制の対象となっている農薬です。
いちごの残留農薬は見逃せない・・
いちご栽培には、とくに気を付けたい避けたい農薬があることがわかりました。
次は、実際いちごを食べる時に残っている「残留農薬」について。
米環境保護団体である環境ワーキンググループ(EWG)より発表されたショッキングなデータがあります。
残留農薬の多い食品のトップは・・いちご。
ホウレンソウ・ネクタリン・りんご・ぶどうなどもランクインしていました。
ショッキングは、他にもあるのです。
なんだか悲しいので、さらさらっとご覧くださいね。
「とちおとめ」から基準値を上回る農薬が検出されたと県からの発表があった。
いちごは既に出荷しており、早急に回収の対応を進めた。
その後、回収されたイチゴを検査したところ、2種類の農薬を検出。
農家は、殺虫剤のプロチオホスとフルフェノクスロンを使用期日や希釈率を誤って使用したという。
プロチオホスは、基準値の10倍だった。
日本経済新聞より。
日本から輸入されたユリネやイチゴなどから基準値を超える残留農薬が検出されたと発表しまた。
日本から輸入されたイチゴは、基準値を上回る農薬フロニカミドやシアントラニリプロール、スピロテトラマト、アクリナトリンが検出された。
中央フォーカス台湾 中央通訊社HPより
もしかしたら氷山の一角かもしれない・・。
ただ、残留農薬が基準値内であったとしても、日本の残留農薬の基準値は少々高めです。
避けたい農薬を使用しているかどかの確認は、少し必要なのかな・・と思っています。
減農薬いちごもちょっと確認が必要
いちご栽培の気を付けたい農薬や残留農薬については、わかりました。
「安心して食べられるいちご」を選ぼう!
と思って下さったときに、ちょこっとだけ知って欲しいことです。
「減農薬いちご」
と聞いたら、どんな風に思われますか?
「減農薬いちご」のイメージ・・
・農薬が少しでも減っているから安心。
・気を遣って栽培してくれているいちごに感謝。
・これなら少し安心して、子どもたちに食べさせられるかな・・。
・・・と、想像します。
無農薬のいちごは、そうそう出会えない。
いちごは美味しいし、栄養価も高く、子どもも大好き!
ケーキに美味しい可愛いいちごを飾りたいです!
「減農薬いちご」を選ぶ・・答えは△なんです。
ぎょっ!農薬が減っているのに、なんで△なのくま?
ほんとだよね💦本当は、減農薬だったら農薬が減っているのだから〇だよね!
減農薬栽培とは、慣行栽培で使用する農薬のおおむね50%以下に制限し栽培することです。
しかし、基準が曖昧です。
もともと慣行栽培の農薬使用基準が高いですから、そこで農薬を減らしていても「安心・安全」とはいいきえません。
慣行栽培とは・・
一般的に行われている栽培方法です。
農薬や化学肥料を使用する従来型の栽培方法をいいます。
最近の農薬の特徴で、気になることもあります。
今の農薬の特徴は、浸透性なんです。農薬を根っこに撒くと、植物が吸収して全体の細胞に行き渡りますから、当然、食べる実にも農薬が浸透しています。トマトやナスややホウレンソウも同じです。外側がどんなにきれいに見えても、内部に農薬がしっかり浸透しているのです。
本当は危ない国産食品 奥野修司著
農薬を減らすことも、もちろん気になることです。
ただ、それだでじゃない。
どんな農薬を使用しているのかも、大切になってきています。
安心美味しいいちごの選び方
減農薬でも△なんて、どんな風に選んでいいのか、ますます分からなくなっていまいますよね💦
せっかく、少しでも安全なものを選びたいと思っているのにくま・・😢
そうだよね😢でも大丈夫!ゴールはもうすぐだよ、くまっち♡
大切なのは、どんな方がどんな想いで生産して下さっているのか。
美味しいいちごが食べられるのは、生産者さんのおかげです。
その生産者さんが、どんな考えでいちご栽培を行っているかを知ることが大切です。
つまり、いちごを選ぶと同時に、生産者さんを選ぶ!
環境や食べる人のことを想い大変な工程を重ねていちごを作って下さっている生産者さんがいらっしゃいます!
そういった生産者さんを選んで、応援していくことが「安心安全ないちご」を選ぶことになっていくと思います。
長崎県 道上農園さん
長崎県の道上農園さんです。
農薬・化学肥料・土壌消毒・除草剤を使用せず大切に栽培された「こだわりいちご」です。
一般的ないちご栽培では、農薬を40回以上使用しています。
いちご産地にいたっては、50回以上使用することもある中、
道上農園さんは、農薬や化学肥料を使用しない自然農法のいちご栽培を
10年も継続していらっしゃいます。
動物性堆肥(牛・豚・鶏に由来する肥料)も一切不使用の貴重ないちごです。
熊本県 伊藤さん
無農薬の「恋みのり」と「ゆうべに」です。
化学肥料・化学合成肥料など一切不使用の貴重ないちごです。
有機肥料・海藻・にがりなどをいれたり、乳酸菌を入れ畑をまるごと発酵させたりなど、
いちご作りに最高な土壌を作り上げていらっしゃいます。
まとめ
今回は、美味しい可愛いいちごについてでした。
いちごには、とても素晴らしい栄養素がたくさん詰まっています。
いちごの栄養素6選まとめ
・カリウム
・カルシウム
・ビタミンC
・鉄
・葉酸
・食物繊維
あんなに可愛くて、栄養価が高くて、なんて素敵なんでしょう♡
そんな素晴らしきいちごですが、気を付けたいポイントもあります!
・いちご栽培の農薬使用量は多い。
・いちご栽培に使用される農薬には、特に気を付けたい農薬が使用されていることが多い。
・残留農薬率が高い。
・減農薬栽培だけでは安心できない。
「安心いちごを届けたい!」という強い想いから、大変な作業をこなして下り、
美味しい安心いちごを栽培して下さっている、いちご生産者さんがいらっしゃいます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日いろんなことがあるかと思いますが、
笑顔の瞬間がありますように✨
大切なご自身が温まる時間を作ってあげてください♡
ほっと安らぐ瞬間が少しでも多くありますように。
そして、世界中の子ども達が、安心して眠れる夜を迎えられる日を祈っています。