私たちの身近な食べ物に、結構入っている乳化剤。
原材料には、かなりの割合で入っているため、もう当たり前のような存在になってしまっています。
・・が。この乳化剤。本当に体に必要なのでしょうか?
乳化剤を使うメリットと、食べるデメリットについてが今回のテーマです!
・安心なおやつをお探しの方。
・毎日のごはんやおやつをこだわっていきたい方。
・健康や美容に興味がある方。
くまが大好きなものばっかりだくま~。
くまっちや、みんなが大好きなものには、美味しく感じるたくさんの仕掛けがあるのかも?!
乳化剤ってなに?
そもそも乳化剤とは何ぞやです。
乳化剤は、乳化や気泡・消泡などの目的で使用される薬剤の総称。界面活性剤と同義であるが、食品用として使用される場合、界面活性剤と表記されることは稀である。(略)
Wikipediaより
ぬぬ?
今、界面活性剤とおっしゃりました?
界面活性剤って、あの洗剤とかに入っているあれですか?
はい!その、例の“あれ”です!
水と油のような、混じり合わないものを、均一に混じり合わせるための食品添加物です。
この界面活性剤。いや、乳化剤、他にもたくさんのお仕事があります。
乳化剤の働き
乳化剤には、いろんなお仕事があります。
乳化
乳化・・水と油のようなものを均一に混じり合わせる作用。
起泡
起泡・・液体を混ぜた時にできる泡を安定させる作用。それにより、食品にボリュームをもたせる作用。ホイップクリームや、パン・アイスクリームなど)
分散
分散・・液体に粉類を分散させる作用。(ココア飲料・コーヒーフレッシュなど)
湿潤
湿潤・・濡れにくいものの表面を濡れやすくする作用。ダマにならず、水に溶けやすくします。(ガムなどは、歯につきにくい加工になります。)
可溶化
可溶化・・溶けないものが、まるで溶けたような状態にする作用。(水に溶けにくい香料を飲み物に加えることができます。)
消泡
消泡・・発生した泡を抑える作用。(豆腐などをなめらかにするように使います。)
滑沢
製薬などにも滑沢(製造過程で原料が製造装置へつかないようにする。光沢をもたせる。)などという作用を必要とし、使用しています。
乳化剤は、どんな食べ物に入っているの?
乳化剤は、私たちの身近なあらゆる食べ物に使われています。
例えばどんなものがあるか、ご紹介していきます!
パン・アイスクリーム・ケーキなどのホイップクリーム・マーガリン・ショートニング・ココア・コーヒー飲料・豆腐・ドレッシング・クッキー・チョコレート・パンケーキ・パンケーキミックス・ガム・キャンディー・チョコレート菓子・ハンバーグ・ソーセージ・魚肉ソーセージ・練り物などなど・・
コンビニやスーパーなどにある、多くの商品には乳化剤が入り込んでいるくま~💦
そうなの。避けたいものだけど、気を付けないと、焼きたてパン屋さんや、ケーキ屋さんでも使われていることもあるの・・・悲しみマックスだよ・・。
どうして乳化剤を使うの?乳化剤を使うメリットってなに?
なんで、こんなにも乳化剤であふれているのでしょうか・・・
そこには、生産者側のメリットがあるのです。
メリットその1
お菓子作りをしていても、水と油を混ぜるのには、力と根性が必要な時があります。
メリットその2
ココアを飲むとき、泡だて器をいちいち持ってきて、混ぜ合わせないとココア粉末はミルクと混ぜ合いません。
メリットその3
ガムを噛んで、歯についているようでは、商品になりません。
メリットその4
パンがふわふわと柔らかく、その上柔らかさを持続してもらわないと、焼き上げる回数を増やさなくてはなりません。
メリットその5
アイスクリームだって、お豆腐だってなめらかさを売りにしたいです。
メリットその6
パンケーキを焼くときに、ふんわり口どけよくしないと、他社製品に負けてしまします。
などなど、消費者・生産者の便利や、他社との差別化で、いかによくしようかというところで、薬剤の力が必要なんですね。
乳化剤をさけよう!乳化剤を食べるデメリット
生産者側のメリットはわかりました。
私たちが使いやすく便利にというところも、わかりました。
この乳化剤=界面活性剤。
食べる私たちのデメリットは一体何なのでしょうか?
のちに『ネイチャー』誌に掲載されることになる学術的な研究で、エモリー大学の研究者たちが、多くの市販食品に使われている2種類の乳化剤の一般的な乳化剤を調べることにした。
(中略)乳化剤を与えられたあと、腸に軽い炎症を起こした。
(中略)この二つの一般的な乳化剤は米国食品医療品局(FDA)から「一般的に安全と認められる」食品というお墨付きをもらっているにもかかわらずだ。
「DNA再起動人生を変える最高の食事法」シャロン・モアレム著
この本では、開始すぐに乳化剤フリーをうたっています。
また、乳化剤をとることにより、腸内環境が壊され太りやすくなるとも、書いてあります。
ここに、米国が安全とお墨付きとかいてあります。
よっしゃ!日本は大丈夫!と思っている、そこの大切なあなた!
ちょっとまった。日本は、なんとも悲しことに添加物オッケー大国です。
他国と比べて、添加物の許容範囲がかなり広いんです・・・。
私たちの体は、たくさんの細菌が作り上げできています。
人間は超個体という表現もされるくらいです。
口から入ったものすべてが、体と関わっていきます。
栄養になるもの。毒素として排出しなくてはならないもの。
できるだけ、体に負担のかかるものを減らしていきましょう!
乳化剤フリーを目指そう!
神経質になりすぎる必要はありません。
でも、スーパーでお買い物のとき、少し裏面をみて乳化剤などと書いてあるものは外していきましょう!
先ほどの「DNA再起動人生を変える最高の食事法」には、避けるべき乳化剤が書かれています。
アンモニウムリン脂質・ステアロイル-2-乳酸カルシウム・カルボキシメチルセルロース・カラギーナン・ジアセチル酒石酸・エトキシ化グリセリン脂肪酸エステル・グアーガム・レシチン・ローカストビーンガム・ポリソルベート・プロピレングリコール脂肪酸エステル・ステアロイル-2-乳酸ナトリウム・ソルビタンモノステアレート・ソルビトール・コハク酸モノグリセリド・スクロース脂肪酸エステル
「DNA再起動人生を変える最高の食事法」シャロン・モアレム著
お家で、できるだけ手作りしていれば、こんな難しいカナカナの食べ物は必要ありません!
お買い物をするときは、裏面の成分表示をしっかりチェックしよう!
まとめ
私たちの身近な食べ物の多くには、乳化剤がふくまれています。
気にして確認するようになると、こんなにもかと、驚きます。
乳化剤は、私たちの便利や生産者の便利の先に存在しています。
が、私たちが乳化剤を食べることによるデメリットも考えなくてはなりません。
界面活性剤は、体に取り入れるメリットって、一体何でしょうか。
乳化剤を使用していない食べ物や、お菓子もたくさんあります。
まずは、大切なあなたや大切なあなたの家族を守るために、裏面の成分表示をチェックしてみてください。
そして、食べなくてはならないとき。大丈夫!
美味しくよく噛んで、楽しく食べちゃいましょう!
毎日の積み重ねの方が大切です!!!
私も、いただきもののパンケーキミックス。
小麦粉などはこだわっていたのに、なんと乳化剤の文字が・・・
悲しみでした。
でも大切な人からの贈り物。迷いましたが、食べることにしました!
子どもには、だしませんでしたが。
私は感謝して、よく噛んで食べました!
食べ物は、いろんな考えの方がいます。
それぞれあります。
押し付けは、誰のためにもならなくて。
押し付けられたものは、いつか消えてしまう・・
この記事を見つけてくれた方は、きっといろんなものに気が付いていらっしゃる方だと思います。
ありがとうございます!
一緒に身近なところから!まずは大切な自分や大切な家族から。
そっと変えていきましょう!