小麦粉・卵・乳製品不使用の米粉パンレシピです。
米粉パンレシピの中でも、とくに米粉ハードパンは簡単!
今回は、そんな簡単米粉のハードパンレシピです。
発酵かご不要!ボウルとゴムベラだけで作る、簡単米粉のカンパーニュレシピです。
あっという間にできて、サンドイッチにしても美味しくて、大好き米粉パンの一つです。
・簡単にできる米粉パンレシピをお探しの方。
・米粉カンパーニュレシピをお探しの方。
・こだわり食材を毎日の生活に取り入れている方・今後取り入れていきたい方。
カンパーニュサンドイッチ食べたいくま♪
ありがとうくまち😊いろんなカンパーニュサンド作ろう♪
米粉カンパーニュ材料
パンにむく無農薬米粉 200g
有機片栗粉 10g
有機サイリウム 5.5g
白神こだま酵母 3.5g※1
自然塩 3.5g
有機砂糖 5g
水(冬はぬるま湯) 205g
※1 白神こだま酵母に、パン全体に加える水分量から、
少量のぬるま湯(30g前後)を取り出し加え、酵母液を作っておきます。
パンにむく無農薬米粉
パンにむく米粉選びのポイント
米粉パン作りで、まず大切なポイントは、「米粉選び」です。
その「米粉」の原料は、当然のごとくお米です。
まずは、どんなお米を選ぶかも大切になってきます。
米粉パン作りにむく米粉の特徴は・・
・アミロース値が中高程度のもの。
・製粉方法が細かいもの。(気流製粉や胴搗き製粉)
・製粉時にデンプン損傷が少なく、細かく製粉してあるもの。
これらの条件を満たすお米の品種は、パン作りに向くと言われています。
「ミズホチカラ」「こなだもん」「ほしのこ」などが代表格であげられます。
このほか、「コシヒカリ」や「あきたこまち」などの品種うであっても、製粉時にデンプン損傷を10%未満に抑え、かつ粒径75㎛以下の割合が50%以上の微細に挽くことで、パン用として使用できます。(農林水産省HPより参照)
最近は、パン用米粉の販売が多くみられるようになりました。
その時に気を付けたい点は・・原材料!
米以外の原材料を使用している場合があります。
とくに、グルテンを避けたい方は、グルテン含有の米粉もありますので、ご確認ください。
パンにむく無農薬米粉を選んでいます
毎日ごはんや、お菓子作り、パン作り。
私の生活にはお米がいっぱいです。
そんな毎日いただくお米は、ごはん・パン・お菓子のどれも無農薬栽培や有機栽培のお米を選んでいます。
私たちが、環境にやさしく、人にやさしい栽培方法のものを選び、これからの子どもたちにキレイな地球を残していきたい!と思っています。
その中で、毎日いただくお米作りも、やさしい農法を実施されている農家さんを応援したい!と思っています。
もう一つ・・お米栽培では、ネオニコチノイド系農薬を使用していることが多くある。
このネオニコチノイド系農薬は、避けたい農薬の一つです。
ネオニコチノイド系農薬とは・・
昆虫の神経をかく乱させる殺虫剤です。
浸透性・残効性(効き目が残る)が強く、一年栽培の果物などでも使用されていることがあります。
諸外国では、規制の対象となっている農薬の一つです。
やさしいお米を選んで、環境にも人にも自分にも家族にもやさしいになっていくといいな・・と思っています。
「コバタケファーム」さんの無農薬米粉です。
「無農薬栽培のミズホチカラ」を細かく製粉して下さっています。
ふっくら ふかふかの米粉パンが焼けます。
美味しくて、身体にも環境にもやさしいお米を栽培してくださり、細かく挽いて下さっている「コバタケファーム」さんに感謝の気持ちでいっぱいです!
ありがとうございますっ!!!
「吉之丞」さんの無農薬米粉です。
本年度は、「無農薬ミズホチカラ」と「無農薬月あかり」をハーフハーフで仕上げてくださっています。
とても細かく製粉して下さっています!
ミズホチカラのふっくら感と、月あかりの良味を掛け合わせて美味しい米粉パンが仕上がります。
美味しい米粉パンを作りことが出来、感謝の気持ちでいっぱいです!
ありがとうございますっ!!!
白神こだま酵母
種おこし不要!
発酵力をアップさせるための添加物や保存料などは一切使用していません。
種おこし不要!作りたい時に、すぐ作れるのが魅力です。
パン作り開始、5分前に分量の水分量から、ぬるま湯を取り出し5分待つだけで予備発酵完了です。
発酵力を増すための添加物などを一切使用していませんが、しっかりと膨らみ美味しいパンが焼けます!
有機片栗粉
今回は、片栗粉を使用しました。
米粉ハードパンと片栗粉の相性はとってもいいので、ハードパンを作り際によく登場します。
毎日ごはんや、米粉パン作りで使用する片栗粉を選ぶときも、気を付けたいポイントがあります!
片栗粉を選ぶときの気を付けたいことは・・「遺伝子組み換え」を避ける!
毎日ごはんで、多く登場する片栗粉。
やさしいものがオススメです。
「ムソー」さんの有機片栗粉です。
北海道産の有機ジャガイモを100%使用しています。
もちろん、非遺伝子組み換え(遺伝子組み換えでない)です。
北海道産の有機ジャガイモを伝統製法の「さらし澱粉製法」で丁寧に作り上げています。
片栗粉の「さらし澱粉製法」とは・・
澱粉乳を丁寧に水で洗浄することです。
通常は、脱汁機により強制的に短時間で行う工程をゆっくり丁寧に洗浄します。
そうすることにより、純度の高い良質な片栗粉に仕上がります。
有機砂糖
小麦粉のハードパンでは、お砂糖なしのものが多いかと思います。
米粉ハードパンでは、美味しそうな色付けのためもあり、少量使用しています。
お砂糖選びで気を付けていることは・・
・無農薬栽培
・未精製
無農薬栽培の未精製のミネラルを含んだ「やさしいお砂糖」を選んでいます。
ブラジル産の有機サトウキビを使用。
グラニュータイプの有機キビ糖です。
ミネラルを含み、やさしい甘さがとっても美味しいです。
私はグラニュータイプの有機キビ糖をミルサーで細かく挽いて使用しています。
細かく挽くことで、材料にすぐなじみ使いやすいです。
「ムソー」さんの有機甜菜糖です。
「砂糖大根」からとれる、こちらも未精製で有機栽培のお砂糖です。
健康志向の方に人気の高い甜菜糖!
甜菜糖の栽培には、ネオニコチノイド系農薬が使用されていることが多く、
有機栽培や無農薬栽培のものがオススメです。
ネオニコチノイド系農薬とは・・
昆虫の神経をかく乱させる殺虫剤です。
浸透性・残効性(効果が持続する)が強く、日本では多くの作物で使用されています。
野菜・米・果物だけでなく、玄関や網戸などにぶら下げるタイプの虫よけにも使用されていることもあります。
諸外国では、規制がある農薬の一つです。
有機サイリウム
食物繊維が豊富で保水性が高く、米粉パンを成形する際に、多く登場しています。
オオバコ属のプランタゴ・オバタという植物の殻を粉末にしたものが、サイリウムハスクとして知られています。
水分を含むと、ゼラチン状になることから、まるでわらび餅のようにぷるぷるになります。
遺伝子組み換えでない、有機オオバコの種皮(殻)を粉末にしています。
アメリカの有機認証のUSDA認定を取得しています。
米粉パンの成形に使用すると、水分をしっかりと保持してくれ、ふっくらとした成形米粉パンを作ることができます。
自然塩
私たちの生活に欠かすことのできない「お塩」。
毎日のお料理やお菓子作り・パン作りに、もちろんのこと。
私たちの大切な身体つくりにも、欠かせない存在です。
大切なお塩を選ぶ際は、精製塩でない、ミネラルを豊富に含んだ未精製のものがオススメです。
「海の精」さんお塩です。
伊豆大島の海水を太陽の陽や風の力で濃縮します。
火の力を利用し、丁寧に作られているお塩です。
日本の伝統製塩方法により、じっくり大切に丁寧に作られたお塩は、とても美味しく、毎日お料理・お菓子作り・パン作りなど、大活躍してくれます。
マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルを豊富に含み、大切な身体つくりにも欠かせない存在です。
おにぎりや、天ぷら・温野菜・チョコレートなどに、使いたいさらっとしたお塩は、「焼き塩タイプ」がオススメです。
先ほどの、丁寧に作られたお塩をさらに!
600℃以上で焼き上げた、さらっとした甘味のあるお塩です。
おにぎりには、間違いなくこの「焼き塩」がオススメです!
美味しいです。
米粉カンパーニュレシピ
米粉カンパーニュ作り開始5分前くらいに、白神こだま酵母液を作っておきます。
加える分量の水から、ぬるま湯を取り出し溶いておきます。
ボウルに、パンにむく無農薬米粉・有機片栗粉・有機砂糖・自然塩・有機サイリウムをいれ、混ぜ合わせます。
分量の水(冬はぬるま湯)と、先ほど作っておいた酵母液を加え、ゴムベラで混ぜ合わせます。
ゴムベラで生地を切るように上下に動かしたり、生地をまとめたり、広げたりを繰り返していきます。
だんだんと、サイリウムが水分を吸収し、生地がふっくらしていきます。
ボウルから生地をとりだし、こね台で生地が手に付かなくなる位まで捏ねます。
今回はサイリウム量が少し少なく、水分量が少し多いので、最初は手に生地が付きやすいです。
そのため、最初はカードなどを使用しサポートしながら、捏ねてみてください。
だんだんと、生地が手に付かなくなっていくと思います。
先ほどまで使用していたボウルを使っています!(笑)
気になる方は、もちろん新しいボウルを!
ボウルの底面や側面に、パンにむく無農薬米粉をふるいっていきます。
生地をまるく、手で整えボウルの中心に置きます。
霧吹きをし、ラップを輪ゴムを使用し密封します。
40℃20分発酵します。
動画もあるくま♡よかったら、ご覧下さい✨
発酵完了したら、カードを使用し生地をそっと取り出します。
粉をふるっているので、ボウルに生地が付かずすっと取れると思います。
発酵し、形が少しゆるんでいるので、軽く手で丸くします。
発酵完了とともに、オーブンを250℃に予熱します。
天板も一緒に予熱します。
天板はオーブンで予熱しているので、クッキングシートに丸めた生地をのせます。
生地の表面に圧搾製法なたね油を塗ります。
パンにむく無農薬米粉を全体にふるいます。
クープを入れていきます。
クープナイフをオイルをたらし、クープをいれています。
縦横にクープを入れます。
250℃で予熱していたオーブンで240℃25分加熱します。
焼きあがったら、冷まし、粗熱がとれたらラップで覆います。
完全に冷めたら、ラップで密封します。
カットは、作った翌日がオススメです。
水分量が多いハードパンなので、翌日の方がカット面がキレイに切れます。
米粉ハードパンのオススメ道具
米粉ハードパンは、とっても簡単で作りやすいです。
そんな米粉ハードパンを作る際に、あると便利かも?なオススメ道具たちです。
クープナイフ
バゲットやカンパーニュなど、ハードパンはクープを入れることがあります。
米粉パンは小麦パンに比べ、クープは入れやすいので、よく切れるナイフやカッターなどでもクープを入れられます。
でも、なんとなーくクープナイフの方が、切れ味がいいのかな・・なんて思い、使うようにしています。
「ヴィクトリノックス」さんのクープナイフです。
お好みのものを見つけてみてください♡
霧吹き
パン作りで発酵前や、焼成前に使用しています。
細かく広範囲に広がる霧吹きを探していた時に、出会いました。
細かいミスト状に噴霧できます。
とてもお気に入りの霧吹きです。
まとめ
今回は、発酵かご不要!濡れ布巾なども不要!
洗い物は、いつだって少なくしたい!美味しく簡単!
という気持ちファーストで作った米粉カンパーニュです!(笑)
ちょっと〇〇ファーストって言ってみたかったので、こんな感じになりました!(笑)
米粉ハードパンは、簡単!
その中でも、とくに簡単なのが今回の「米粉カンパーニュ」です。
難しい成形もなく、1回発酵して、なんとなく丸く軽く整えて焼くだけです。
高さもあるので、カットしてサンドイッチにももってこいな米粉パンになっています。
小麦粉・卵・乳製品不使用のヴィーガン対応米粉ハードパンになっています。
必要な方に届きますように。
いつも、ありがとうございます!
毎日いろんなことがあるかと思いますが、笑顔の瞬間がありますように。
心がストップしている気がしている時は、無理せず動かず、温かいお飲み物などで手やお腹を温めてあげてください。
動きたくて動きたくてと、進めるタイミングの方は、がんがん楽しんで進んでください!
応援しています!
どうか、大切なご自身をいつだって大切にしてあげてください。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございます!
いい日になりますように🌈