やさしいごはんとおやつの選び方

ソーセージやハムの気を付けたい6つの添加物。安心なソーセージの選び方。

お弁当のおかずや、子どもに大人気のソーセージ・ハム・ベーコン。

これらは、加工肉というグループに属しています。

朝ごはんの定番おかずとして、目玉焼きとこの加工肉のどれかのセットをよく見かけます。

この加工肉、何かと話題に上がることも多い食べ物です。

きちんと選びたい理由があります。

今回は、そんな加工肉について話していきます!

この記事はこんな方にオススメ!

・加工肉などの添加物が気になる方。

・安心素材の食べ物に興味がある方。

・毎日ごはんを健康的にしていきたい方。

くまっち

ハム・ソーセージとかくまっちが好きな食べ物くま~!

きなこ

そっかぁ。子ども達にも大人気な食べ物だよね!今回も一緒にみていこうね!

ソーセージって何でできているの?

さっそく、ソーセージの原材料から見ていきましょう。

豚肉・玉ねぎ・澱粉・食塩・香辛料・砂糖・リン酸塩・調味料(アミノ酸)・酸化防止剤(v.c.)・発色剤(亜硝酸ナトリウム)・増粘多糖類・着色料・pH調整剤・・など。

でました!

またもや複雑な成分がたくさん入っています。

(略)それを加工したはずのハムが、豚肉そのものよりも安いというのは何かヘンではありませんか。豚肉の原材料費と加工賃が入るのですから、本来、豚肉より高くないとおかしいでしょう。これは増量剤、防腐剤、結着剤、香料、着色料といった、食品添加物の力が働いているのです。肉加工品と呼ばれるハム、ソーセージ、ベーコンに使われている食品添加物の危険度が高いのは事実です。(略)

「安い食べ物には何かがある」 南清貴 著

原材料と加工の手間により、販売額が上がる方が、自然ですよね。

そんな謎も添加物と一緒にみていきましょう!

避けたい添加物をみていこう!

ものすごーく気になる添加物を取り上げてみていきましょう!

リン酸塩

ソーセージやハムなどお肉の水分を保つ保水効果があります。

これにより、ボリュームがでて、その上柔らかい触感が生まれます。

大豆由来のお肉のようなものなどと、お肉と一体化する働きもあります。

そう、結着剤としての働きをしているのです。

原材料に、リン酸塩と表示されていない場合もあります。

かんすい・イーストフード・乳化剤・膨張剤・pH調整剤などに含まれていて、リン酸塩とそのままの表示がされていな場合が多くあるのです。

リン酸塩を過剰に摂取すると、骨がもろくなりやすいという専門家もいます。

大手コンビニなどは、お客様声からこのリン酸塩不使用をアピールしています。『産経ニュースより』

調味料(アミノ酸)

このアミノ酸はほとんどの場合、グルタミン酸ナトリウムです。

グルタミン酸ナトリウム焼く、揚げるなどの高温加熱すると(中略)ラットでの実験で肝臓がん、大腸がん、脳腫瘍などを引き起こすことがわかっています。

これは食品衛生の教科書にもかかれていることです。

「長生きしたければ、原材料表示を確認しなさい!」 小藪 浩二郎 著

こんな意見もあります。

発色剤

亜硝酸ナトリウム・硝酸ナトリウム・硝酸カリウムをさします。

タンパク質を結合させることにより、ハムやソーセージなどの色を鮮やかにするためのものです。

硝酸ナトリウムは、食品衛生法に基づき、食品添加物としてチーズ・清酒・食肉製品・鯨肉ベーコンに使用がみとめられています。

この硝酸塩を体にとりこみ、代謝することで起こる危険性が農林水産省のホームページにも記載されています。

【農林水産省HP 硝酸塩の健康の影響より】

スーパーなどでも「無塩せき」という表示で、発色剤不使用のものをみかけるよになりました。

また、名前の似ている亜硫酸ナトリウムは、漂白剤です。

増粘多糖類

食品にとろみをつけたり、歯ざわり・触感・のどごしを良くするために使われています。

グアーガム・カラギナン・キサンタンガム・カロブビーンガム・ペクチンなどと表示されています。

この増粘多糖類ですが、増粘剤と安定剤それぞれの目的で使用しても、詳しい表示をせずにこの増粘多糖類という表示だけでオッケーなんです。

なので、2種類以上の添加物が使われている可能性が高いのです。

着色料

食品の見た目をよくするために、何種類もの着色料を混ぜて使われていることがあります。

赤色104・黄色4などのタール系着色料は、EUでは使用禁止です。

赤色2号・赤色102・赤色104はアメリカで使用禁止。

などなど・・・。

諸外国では禁止や規制の対象になっています。

日本でも、禁止になったものもあります。

また、これら着色料ですが単独の着色料を取り入れた場合の試験結果はあっても、何種類もの着色料を一気に摂取した際の安全性の確認まではされていません。

pH調整剤

食品を長持ちさせたり、変色を防ぐために使われています。

お弁当・お惣菜・サンドイッチ・チーズなどの乳製品などにも使われています。

こちらも、いくつかの添加物を使用してもこのpH調整剤の表示一つだけでオッケーとなっています。

リン酸塩なども含まれていて、知らぬ間にたくさんの添加物をとっていることになる可能性が高いです。

知っておきたい加工肉の危険性

ハムやソーセージは、基本的に豚肉を加工したものですが、安く売られているものは、豚肉以外にも鶏肉や馬肉などが使われているケースがあります。それどころか、どこから来た肉かわからないということさえあるのです。(中略)

またそういった原材料を使って、コロッケやメンチカツなどの加工品も作られ、販売されています。

「安い食べ物には何かある」 南 清貴 著

何が使われているかわからないものは、できるだけ避けてもいいのかなと思います。

ソーセージなどは、調理の時に熱湯でしっかり茹でることで、少しでも添加物を流すようにすることもオススメです!

くまっち

なんだか、ハムやソーセージ食べられないってことなのかな・・

きなこ

そんなことないよ!大丈夫!安心して美味しく食べられるものも、たくさんあるよ!

選ぼう!安全なソーセージ!ちゃんとあります!

豚肉(国産)・玉ねぎ(国産)・食塩・香辛料・砂糖

このような材料で、できているソーセージあります!

無添加と書かれていても、???はてなマークがつく商品もあります。

高級スーパーなどで、値段の高いソーセージでも、添加物がしっかりと含まれているものもあります!

自然食品やさんや、高級スーパーにも添加物や隠れ添加物を含んだ商品を販売していることもあります。

しっかり原材料を確認しましょう!

きっとお肉はこだわっているんですよね!と信じたいところです。

でも、添加物があるものを買わなくてもいいのかなーなんて思います。

裏面の原材料を確認してみてくださいね!

大切なあなたや、大切な家族が食べるもの。

一緒にやさしいお買い物をしていきましょう!

まとめ

子どもに大人気、お弁当のおかずでも大活躍のハムやソーセージやベーコン。

お料理にとっては、お出汁もだしてくれて、うま味がアップするので貴重な存在でもあります。

でも、手に届く商品には避けたい添加物がたくさん入っている危険性があります。

国が安全とうたっている添加物ですが、複数の添加物を取り入れたことによる人間への影響については詳しく分かっていません。

ましてや、子どもやお年寄りだったら、どうでしょうか。

体は、取り込んだものを分解して、栄養にして、毒素を解毒し、排出したり、様々なことを行っています。

私たちが食べたものは、食べたその時からすべて私たちの体が受け止めていくのです。

少しでも負担が少なく、体にやさしいものを見つけて取り入れていきませんか?

そんなお手伝いをしてくれる商品は、実はたくさんあります!

本物の美味しさを味わいなら、本物を届けてくれる生産者さんの応援を一緒にしていきましょう!

ABOUT ME
kinako
はじめまして。kinakoと申します。 社会福祉士の仕事を通して、多くの方と関わり支援を行ってきました。その中で、食事の大切さを痛感し、それから私の頭の中は食べることでいっぱい! 安心安全で美味しいやさしいごはんやおやつを通して子どもたちの明るい未来を願って。